なぜ、東北の復興に再生エネルギー法案が必要なのか?
東北の復興計画のためにも、再生可能エネルギー法案が必要なのです。東日本を新エネルギーの産業拠点にする。小規模水力や東北に資源が集中する地熱や風力や太陽光、太陽熱の国家プロジェクトを動き始めます。福島で感じた事は、未来への希望が見えないという苦悩でした。電力を発電する農村、いわゆるドイツで行われているような電農計画も大きな東北の新しい農村のあり方です。
福島原発事故で福島の原発をどのように考え、どのようにすればいいのかという疑問で福島県民は深く自問自答されているように感じました。
福島には日本最大の布引高原風力発電所や単体としては日本最大の柳津西山地熱発電所も稼働しています。新エネルギー法案が可決されれば、この原発事故で被災した福島に新エネルギーのモデルプロジェクトを誘致できます。雇用が生まれます。希望が生まれます。福島に誇りが取り戻せます。お金だけでは、福島の人は幸福になれないと実感しました。未来への希望が新エネルギー法案によって生まれるのです。
資料1)縮む福島 県外避難3.6万人、失業4.6万人
東京電力福島第一原子力発電所の事故収束が見えないなか、福島県では、放射能が将来への視界を曇らせ、「復興」への足取りを鈍らせている。
現在、県外に約3万6千人が避難。農林水産業や工業、観光業などは大きな打撃を受けている。企業の倒産や流出も相次ぎ、震災後の3カ月余りで4万6千人が失業した。消費を控える傾向もうかがえる。
by masashirou | 2011-07-09 11:51