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放射能の恐怖と中で生きる事とは?

放射能と暮らす。
IAEA(世界原子力機構)は普通の人が年間浴びる放射線量を1ミリシーベルト
放射能従事者には20ミリシーベルトという基準を設けている。


今回の測定で
福岡が0.07〜0.09マイクロシーベルトH
年間で浴びる放射線量は24x365日として、最大でも0.8ミリシーベルトで基準内である。

東京は九州より低くて約半分で0、04〜0.06マイクロシーベルトHこれも基準の中で安心である。

福島市内や郡山市内はホットスポットは有るが、一桁上がる。平均して0.5〜1、3マイクロシーベルトH
年間で計算すると、年間5〜10ミリシーベルトで高い数字になる。
普通の人間が放射線従事者の四分の一から半分の放射線を浴びる生活を何十年も続ける事がどのような結果になるのか?

これを危険と思うかどうか大人は個人の人生観や年齢や健康へのリスク感覚に任せるほか無い。

政府機関やテレビで出てくる御用学者の偉い放射能の研究者がいいと言っても信じてはいけない。

自分で放射能の健康被害を勉強して自分で人生の方向を決めるしか道はない。


ただ言えるのはこの地で先祖代々受け継いできた想いはこの地を離れる決意は難しい。

とにかく眼に見える姿は昔と同じ。

想像力では難しい。
放射能検知器で数値化して影響をミニマムにしながら生きる道しか無い。

しかし、この町に定住する子供たちにはかなり心配な数字となる。

観光客なら3日滞在してもほとんど変わらないので大丈夫である。

特に会津若松は0.15マイクロシーベルトでかなり福島県で低い値であるのでおすすめだ。

南相馬市の福島原発1号基から20キロ地点まで入ったが、0.18マイクロシーベルトH意外に低いので驚いた。しかし、少し山に向かうと次第に放射線量が増えてきた。

飯館村につながる龍トンネル入り口から1.5マイクロシーベルトhと急上昇、立ち入り禁止である。山に入ると放射性物質がたまっていて0、8マイクロシーベルトが検知された。

今後,森や家や道路など放射性物質の洗浄除去が必要である事は間違いない。家や公園や林の放射性物質洗浄ビジネスは今後100年間の成長産業となり、回収した放射性物質や汚染水をおおまさガスなどを使用して除去する新しい処理技術そのノウハウは海外でも輸出できるかも知れない。

とにかく前に進むしかない。

貴重な国土を汚染した原発村の住人たちはある意味では利権のために国を売った国家的犯罪者と言われてもしかたがない。

膨大なコストと前を向く勇気と時間が必要である。

20年、50年、100年この土地に戻れないかもしれない。

国土が消えた!

原発推進の人たちはぜひ、福島に来るべきである。

by masashirou | 2011-07-08 10:09  

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