大和言葉と神道と老子(2)
例えば、「水」は、「みず」;「み」という音には大和言葉では、「中身、なかみ」「本当の存在」「神、かみ」とい意味があります。「ず」という音には「自ら、みずから」「ずーずーしい」「ずるい」[ずけずけものを言う」など「我、自分」という意味と、「ずーと」という「永遠」「継続」「繫げる」「絆、きずな」の二つの意味で古代日本人は発音していました。
「水、みず」とは「私は神」「永遠の神、すべてのものを繋ぐ」とい意味で古代の日本人は名前を付けました。ところが、漢字しか教えてもらえなかった現代人は「川」が変形した「水」とい漢字で「みず」を視覚的にしか理解しないので、大和の心を学ぶことができません。残念なことです。ですから僕は「大和言葉」中の古代の日本人のこころを皆さんにお伝えしたいのです。
科学的にも宇宙で、「水」こそがすべての生命の源です。それを古代人は知っていたのです。すばらしいとおもわれませんか?
ですから日本の大和言葉には、神様をたたえる言葉で満ち満ちています。神道の極意は神様とともに暮らす道、かんながらの道を体得することです。
「かきくけこ」の言葉には神道と老子の神髄がひそやかに含まれています。日本語の言語学者に言わせると、「かきくけこ」を赤ちゃんに正確に教えるとスムーズに日本語が話せるそうです。
ですから古代から赤ちゃんに「かあさん」とはじめて誕生した日本人に教えるそうです。
「か」:神様を意味する「か」、天や、空や、上を意味する「か」などの意味を持ちます。
「か」と「み」をあわせると「天上におられる永遠の存在、サムシンググレート」を意味する「神」になりますね。
赤ちゃんにとって母親は命を預けた「神様的存在」ですから「かーさん」と呼ぶのです。神道を別名で「かんながらの道」といいます。神様と一緒に暮らす道こそが人生であると古代日本人は考えていました。まさに、「自然との共生」の人生観で暮らしことを理想としていました。「かん」とい言葉も「神様」を意味します。「かんどう、感動」という言葉も「神様が心を動かす」という意味です。「かんしゃ、感謝」も「神様にありがとう」と言う言葉です。「かんげき、感激」とは「神様が人の心を刺激する」という意味です。
by masashirou | 2011-05-15 14:26