<   2011年 01月 ( 4 )   > この月の画像一覧

 

太極図と免疫システム

最新の免疫学を老子の太極図で解説してみよう。
人間が老化して最後には死んでいくシステムは当然のことのように現代人は考えているが、もともと生命の発生当時、今から38億年前には単細胞であった生命は不老不死の死なないのが普通の存在でした。細胞体の集合体である人間の祖先の細胞生命は20億年前からミトコンドリアとの寄生からはじまり、12億年前に進化システムの代償として死を自分の遺伝子の中に組み込んだのです。それは地球の大気の中に海に繁殖した海草や藻が放出する酸素ガスが大気中に2%(現在は21%)にまで増加したからです。陸という新しいフロンティアに挑戦すべく海から陸に新しい獲物を求めた両性動物は、ミトコンドリアという酸素を好む細菌と20億年前に共生を始めました。12億年前に、いままで、危険な酸素をミトコンドリアの酸素大好き細菌と合体することで、逆に大気の酸素と食べ物から得られる水素を反応させて、あたらしい糖を作り出すエネルギーシステムを手に入れました。ミトコンドリアが出した共存の条件は、際限のない細胞分裂により、ミトコンドリアが分割されて減少させられないように、老化と死という遺伝子を人間の細胞に組み込ませるという条件です。老化現象とは、細胞の酸化によるものです。アポトーシスという細胞が自殺するシステムがその条件です。そのアポトーシスにより、たとえば単細胞だった生命体がたとえば指を形成するために指の間の細胞を死滅させていくことで、指の形を形成できるのです。そのシステムを使えばあらゆる機能に最適な臓器が作れます。まさに進化のシステムです。そして、メスとオスという雌雄を分化されることで性交・受精・出産という単細胞の単純な分裂と比べて複雑なシステムを採用することにより、遺伝子の組み合わせにより多種多様な生命を創造できるようになりました。人間の女の卵子には一細胞あたり10万個のミトコンドリア。人間の男の精子には100個のミトコンドリア、それも鞭毛にある精子のミトコンドリアは受精の際に除去されます。こうして受け継がれるミトコンドリアは、女性により継承されます。現代人の先祖は15万年前~30万年前に生まれたアフリカの「ミトコンドリアイブ」と呼ばれる女性に行き着きます。

糖分を分解をして生きてきた細胞を陽とすると、酸素からエネルギーをとって生きてきたミトコンドリアを陰とすると、生命とは陰と陽とが共生し、バランスをとり生きている生命体である陰の陽、陽の陰に位置する生き物であることが分かります。

38億年の歴史をもつ生命物語と80~120歳の人生物語が交差する生命現象がまさに人間なのです。
性交という現象は20億年から12億年前の人間の源細胞(無酸素・解糖系細胞)とミトコンドリア(有酸素系)の合体の歴史をたどる行為なのです。肉体には随意神経系(陰)と不随意神経系(陽)の二つのシステムが臓器のコントロールをしている。
随意神経系は腕の筋肉などの人間の意志で動かせる臓器をコントロールする。不随意神経系は心臓や肺、肝臓やすい臓など人間の意志ではコントロールできない臓器をコントロールする。人間は自分で生きていると錯覚しているが、無意識下で多くの臓器が働き人間は生かされているのである。人間の生命活動はこの相対する二つの陰陽のシステムが絶妙のバランスで交じり合うことで成立しているのです。

ほとんどの臓器は人間の意思とは無関係に動いている。それらをコントロールしているのは自律神経システムである。自律神経系というのはまさに自立して人間の体があらゆる環境の変化に相応できるように、瞬時に呼吸や心拍数を変化させたり、血管を収縮させて血圧を上げたり、外部から侵入するばい菌や細菌を無害化したりする。この自律神経系システムにも二つの相対するシステムがある。交感神経系(陽)と副交感神経系(陰)である。交感神経は興奮させたり、行動や激しい活動にアクセルを踏む神経系である。副交感神経系は逆に興奮を抑え、抑制し、エネルギーを貯蓄させたり、休ませたり、減速させる神経系である。交感神経系はおもに日中に人間が外部で盛んに活動する時に働くシステムである。副交感神経系は反対に食事中や消化中や睡眠中やリラックス中や、おもに、夜間に活動する神経システムである。

また、人間のエネルギー摂取システムには、解糖系生命エネルギーシステム(原始単細胞系)と有酸素系生命システム(ミトコンドリア系)の二つがある。

137億年前に宇宙が突然ビックバン。地球が四十六億年前に誕生し、八億年の月日が流れ、三十八億年前に地球に生命が出現しました。その生命に死の遺伝子が組み込まれたのは12億年前それまでは単細胞の、例えばゾウリムシなどのように、生命体は細胞分裂を行いながら増殖する生命体でした。その細胞の中には死ぬという遺伝子は存在しませんでした。環境が許せば永遠に細胞分裂を繰り返しながら生きられる死を知らない生命体だったのです。20億年前に雄と雌の二つに命が分裂して、性交により、二つの生命体が遺伝子を組み合わせて、新しい生命を創造するシステムが誕生し、進化するシステムが確立したのです。人間に最大の快楽を与えるセックスと生命の進化のシステムの二つの特典と引き替えに、私たちの生命体の中に、『死』の遺伝子が組み込まれました。宇宙の原理は、このように幸いなるものと不幸なるものを同時に人間に与えるのです。生きるというのは、絶えず何かが死んでいるのです。つまり、死は生の一部であり、極言すれば、生は死そのものなのです。驚くことに、これはすべてのミクロ原子の世界からマクロの宇宙の世界まで同じ原理が貫いて存在します。星の誕生を司る『ホワイトホール』が、星を飲み込む死を司る『ブラックホール』に繋がっているように、同じシステムが存在しています。地球に人間が存在し、その人間が生きるために、膨大な死がその存在を支えています。
 人間が生きる上で、ほかの生き物の命を殺生して自分の命を育む宿命を持っています。
 私たちが食事の前に神に祈る感謝の言葉は、人間に食べられ生命を落とす植物、動物たちに、『死』が『生』を相互補完するシステムの中の不可避なこととはいえ、有難うという心、感謝する心を込めて、口にする祈りの言葉なのです。
 この世界には、二種類の人間が存在しています。常に自分に無いもの、足りないものを数えて生きる人間と、常に自分に有るものを数えて生きる人間です。『有難う』という言葉を素直に言える人間は、後者の人間です。彼らはいつも『幸福』になれますが、前者のいつも自分に無いものばかりを考える人間は、人生に一度だって幸福を感じることができないのです。そういう人間も、年をとり、老いて死んでいきます。古い世代が死ぬことで、若い次の世代の人間の生を輝かせることができます。こうして、生と死はさまざまなところで深く繋がっているのです。私はいつも自分に言い聞かせています。『お前はそのような多くの生命を犠牲にして生きている。この世で、人間が犯す最も残酷な行為とは、食べ物を残すこと、そして、多くの食べ物により支えられている、自分の命を粗末にすることなのです。だから、今、生きていることを楽しみなさい。それが命を捧げてくれた食べ物に対する最低限の義務です。
[PR]

by masashirou | 2011-01-31 11:55  

私たちの文明が進化の方向性について

私たちの文明が進化の方向性について

この世で僕たちが無意識に目指している技術開発は、あの世の世界に普遍的な事を模倣することである。

あの世の世界とは、
それは、ひとつの世界。混沌の世界、無意識の世界。静かな物質化していない世界。すべてがつながり、争いのない世界。すべてがひとつに包まれて安らかな世界。しかし、ひとつひとつの個性が、魂の運動エネルギーが内蔵されている世界。
コンピューターとは脳を人工的に創り上げることである。この世は脳がすべて作り出した壮大なイルージョーンである。

銀行のカード、クレジットカードのシステムは、まさに、あの世とこの世を模倣したシステムである。あの世の世界が巨大なサーバーシステムである。その場所はサイバーテロや犯罪から被害を避けるために、秘密にされている。一般の会員にはどこに有るのか、その存在すら意識の外に置かれている。
僕たちは指定の番号を登録されて、一枚のカードを所有する。そのカードが行う経済活動はすべてサーバーに記録される。生命活動はその番号の口座に次々と働いて稼いだお金を預ける。残高が少なくなると破綻する。つまり死である。その行為は生命維持行為に似ている。つまり、エントロピーの低い食べ物を食べないと肉体のエントロピーが増大して朽ちてしまう。
サーバーにはその番号つまり、肉体としての個人記録が記憶され保管される。
次に別のカード会社と契約するとしよう。新しいカード会社は様々なサーバーの個人情報を保管する巨大なサーバーにアクセスすると、その個人が別のカード会社でおこなった経済活動を入手出来る。本人は新しく生まれたつもりでも、その「魂」の記録は、継続して巨大なサーバーに記録は保管されている。これは輪廻転生して、個人は記憶がなくても、その魂の経験した記憶や記録が巨大サーバーには保管されている仕組みだ。
僕らの「魂」、肉体、陽と心、陰を結びつける究極の、永遠なる「陰と陽」が螺旋状に運動する存在「陰の陽、陽の陰」を「魂」と呼ぶことにしよう。

パソコンを廃棄する時にハードディスクのなかに様々な記憶が残されている。使用した本人は消去したつもりでも、有るソフトを使用すると、すべての記憶が蘇る。まさに、人間が忘れたはずの前世の記憶を明確に記憶として取り戻す瞬間に類似している。
僕たちの脳の奥深く、潜在的な記憶の中には、生命の進化の過程の記憶が蓄積されている。僕たちは、魚だった頃の記憶は思い出さないが、脳の中にはちょうどパソコンのハードディスクに死蔵されている記憶の集積と似ている。
パソコンのゲームクリエーターの仕事を見ると、あの世からこの世に出現する光に類似している。まず、パソコン上には何もない画面が有る。スイッチを入れると、光が生まれる。そして闇が現れる。黒い画面の中にゲームクリエーターが描いたものは、光の点である。点は数が増えいく。光の点は画面の壁に当たり、進行方向を変える。そのうちに点と点がぶつかり合う。ピンポンゲームが完成する。次第にインベーダーゲームのように、個性を持つ、インベーダーを光の弾を放ち、インベーダー宇宙からの侵略者を打ち落とすゲームが誕生した。
携帯電話の出現で、すべての世界中の人が繋がる。インターネットの世界ですべての人が直接繋がっている。テレビの出現で、世界中の事件が視界に飛び込んでくる世界。
医学の分野では、脳以外の臓器が人工的な機械に置き換えられている。
脳とは意識を司る細胞である。あの世には意識が無い世界であるから、将来人類は「自我」を創造している脳も人工的な記憶装置に置き換えられる方向に進むであろう。ゲーム世界では、バーチャルな世界がリアリティを保有する方向で開発が進んでいる。
老子の世界観は、太極図の紋様に明確に示されている。陰と陽が螺旋状に回転運動をしながら、対立する陰と陽は、相互依存の相対的な存在である。陰が無ければ陽は無い。
陰と陽は、「陰の陽と陽の陰」という窓で相互に繋がろうとしている。
そこに、すべての価値創造が誕生する。
すべての存在が永遠なる時間経過の中でしか存在しない。つねに移ろい、はかない一瞬でしか存在し得ない。その一瞬とは、有ると認識した瞬間に過去の闇の中に消えていく。それを釈迦は空と呼んだ。無いけれども有るという概念だ。僕らは、錯覚の世界に生きている。有るという錯覚。それは、運動体なのだ。僕らの五感はすべて錯覚をリアリティと脳が創造する世界に存在する。遠く宇宙の星を観察する時、その星の存在を僕らは、有ると認識する。しかし、その星はもしかしたら、数億光年前に消滅して存在していない星かもしれない。無いものを有ると認識する僕らはリアリティと感じているものすべてが錯覚なのだ。
無常というのはその事を言う。儚いが貴い一瞬。
それを受け入れ、そのはかなさを嘆くのではなく、楽しむ為に我々は生きている。
[PR]

by masashirou | 2011-01-25 09:28  

2009年世界を変える二人の女性

いま、3D映画「不思議な国のアリス」が評判です。この童話は幼い頃に宇宙物理学者として有名なリサ・ランドロール博士に大きな影響を与えた童話です。この世に別の次元に繋がる世界がある。これは、5次元世界の存在を解明する強い動機になりました。
我々の住む4次元世界の周囲を5次元世界が包んでいる。

そして、巨大な5次元世界宇宙には、我々の住む4次元世界に似た宇宙世界が下の画のように無数に存在する。アリスの訪れた不思議な国とは次元の違う宇宙空間であるかもしれません。


b0072881_07824.jpg


リサランドール博士の表した5次元世界の方程式は非常にシンプルで美しい。

b0072881_0175649.jpg



b0072881_055967.jpg


今年中にスイスの山奥にの地下100メートルの巨大な素粒子衝突実験装置で、で5次元世界の存在が実証される。
b0072881_063184.jpg


2009年11月10日、スイスにある欧州合同素粒子原子核研究機構ある巨大な地下100メートルに建設された全長27キロメートルの素粒子加速装置実験が開始された。質量を創出すると思われるヒッグス粒子を発見することを目標に、大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を稼働しました。実験では、水素の原子核である陽子をほぼ光速まで加速させて衝突させ、そこから生じる膨大なエネルギーがから誕生する未知の素粒子であるヒッグス粒子とブラックホールや宇宙の96%を占めるというダークマター(未知の暗黒物質)を確認します。この実験は、ビッグバン直後を再現する状態をつくろうとする実験なのです。ハーバード大学の女性理論物理学者リサ・ランドロール博士が主張する「ワープした余剰次元理説」から導かれる5次元世界の存在が証明される実験とも期待されています。ヒッグス粒子はどこにでも存在するもの目には見えないため、「神の素粒子」と呼ばれている素粒子です。
膨大なエネルギーがヒッグス粒子に当たって抵抗が生じることにより質量が生じます。
27日、陽子同士の衝突実験は成功しました。予想されたエネルギーと陽子と反陽子が確認されましたと公式に発表されました。しかし、ある情報筋からは、予想された全くエネルギーが発生せず、発生した未知の素粒子が4次元世界からリサ・ランドロール博士が主張する5次元世界へ移動したとも伝わっています。我々が住む4次元世界と異なる高次元の世界が確認されたのです。

この実験がすべて、成功すると、宇宙誕生の謎が明らかになり、物質が生まれた謎が解明され、我々の知らない未知の次元の宇宙が証明されるのです。
2010年はいままで、人類の未知の世界が解明される第一歩の年になるでしょう。

その時、バチカン教会を頂点とするカソリック教徒に与える衝撃は計り知れない。


しかし、老子や仏陀の哲学を知る日本人だけは普通の事のようにアリスが体験した多重宇宙の世界観を受け入れることが出来る。そうした観点からこの3D映画「不思議な国のアリス」を見ると面白いですよ。



ジル・テイラー博士は今年、「奇蹟の脳」という世界的ベストセラーの本を出しました。彼女は八年間の間あの世の世界の映し出す右脳が描く魂の目から地上世界を過ごす体験しました。その八年間の不思議な闘病体験を本に書きました。彼女は脳卒中で左脳の機能が停止しました。

彼女もハーバード大学の脳機能学者でしたが、自ら右脳が描き出すあの世の世界から見たこの世のエゴと孤独と不安と争いに満ちた左脳が描き出す世界を克明に分析しながら右脳と左脳の役割をベットの上でただ一人、研究を続けます。

左脳の回復する治療を受けながら、とうとう八年後、見事に完治して脳機能学者として復帰します。右脳の世界では宇宙意識とひとつになり全ての存在と繋がり不安がなく平和な自分がいます。正確には自分という自我がなくひとつの世界で時間もなくただ今の景色があるだけ不思議な世界です。しかし大変退屈な世界です。

改めて彼女は肉体を持ち他者と分離して自我をもちながら生きる意識を与える左脳に感動します。自我があるからこそ他者という意識が誕生して繋がりあう喜びが味あえることに気がつきます。

左脳が自分に空間意識と時間意識を与えてくれます。空間意識から五感を通して自分の空間が特定できます。そして、初めて他者の存在を認識することが出来るのです。また、時間意識が過去や未来を特定するのです。人間の苦しみは過去における後悔の念と未来における不安の念を生み出し、人間を不幸にしていることに気がつくのです。右脳の世界には今、現在という時間しかありません。つまり、人間に苦しみを与える時間が無いのです。死んだら平和なあの世の右脳の世界に戻れる。だからこそ地上のこの世で肉体を持ち自我という意識を得た喜びを彼女は深く理解します。人間の顔に素敵な笑顔が現れるシーンを注意深く見ていましたら笑顔は必ず他者との繋がりのタイミングで現れています。人間は右脳と左脳が相互扶助しながら生きている存在である。

右脳は全てがひとつの存在と意識させ、左脳は全てがバラバラの存在と意識させる。人間はその矛盾が交錯する意識を楽しみながら生きている存在。この世に生まれる時、バラバラの存在であるという意識をクリアしてひとつの存在であると理解する困難な楽しい旅にでることです。笑顔は人達の魂が繋がる瞬間に存在するのです。人はこの世でつながりを求めてあの世からやって来ているのです。

「奇跡の脳」を読み終えてから、「全脳力」と「ツインソウル」という、二冊の本を読みました。全てが同じあの世の世界を、つまり、右脳の世界を体験した人間の経験が描かれているベストセラーの本でした。私が1月1日に書いたブログの「アバターと老子」の中で思いつくまで書いた同じ内容が書かれてあり驚きました。まるで、同じあの世の世界の図書館で同じ本を見たようです。唯一異なるのが、私が太極図からこの世を4つの世界が支配していると書いてあるのがユニークなアプローチとして違いがあるくらいです。

シンクロニシティ、つまり共時性の不思議さを感じます。
老子的な哲学がどの本にもかかれていて、老子が読めば、「その通り」とおっしゃるはずです。
右脳はあの世、5次元世界、精神宇宙を支配するコントロール装置です。左脳はこの物質世界を支配するコントロール装置です。偉人症候群、サヴァン症候群の人はあの世の存在規範で生きている人たちです。ですから、地上の世界ではうまく生きていけない人たちです。しかし、瞬時に本の内容を暗記したり、語学を簡単に習得したり、複雑な計算を正確に行います。目で見た映像を正確に、精密に絵画に描くことが出来ます。また、カレンダーの曜日を瞬時に言い当てます。右脳、あの世の我々は凄い能力を持つ存在です。すべてが映像として、なんのプロセスも必要としないで、つまり、時間が無いのでプロセスという時間経過というシステムが無いのです。全てが、瞬時に右脳に映し出されます。左脳が地上世界で肉体を伴う自我としてうまく対応するために、この右脳の素晴らしい能力を抑止しています。少しだけ左脳の世界から自由になるだけで、我々は超能力者になれるのです。しかし、この物質世界で超能力者として生きる事にはリスクが伴います。さまざまな苦難やある時は殺害されるような危機に遭遇します。

ですから賢人は愚かなふりをして地上の人に余計な不安を与えてはいけません。我々が死ぬと5次元世界の住人となります。そこには自我の境界がぼんやりと、なっていて時間や空間を超えて、どこまでも大きな世界に繋がる自我がいます。私たちは今という時間にしか生きていないのです。ですから、過去の時間に含まれる後悔の念や、未来の時間に含まれる不安の念が全然ありません。ですから、心は常に平安です。空間認識が無いと言うことで、他者と自我を区別する認識がファジーになっている幽体(陰の陽)の世界ですから対立や他者との軋轢や争いも有りません。

人間、お釈迦様は、人を人と人の間、つまり「人間」と呼びました。幸福は人と人の間にしか存在しないのです。

日々感謝。一日一日、「足を知る」生き方をするだけで「悟り」はもういいと考えて、生きたいと思います。
[PR]

by masashirou | 2011-01-25 00:18  

時間は幻想である

時間は幻想なのです。

時間について最新の量子力学ではどのように書かれているかまとめてみます。

1)陽電子は、時間を未来から過去へとさかのぼる電子である。電子は過去から未来に流れる電子である。
2)相対論的な時空では、時間が過去から未来へ流れているのではなく、動きのない幾何学図形として固定されている。
3)我々は現在見ている外界の光景を現在の光景と思っているが、それはすべて過去の光景である。1メートル前の恋人は10億分の1秒前の恋人の姿、大空を飛ぶ飛行機は10万分の1秒前、まぶしい太陽は8分前の太陽、望遠鏡に浮かぶアンドロメダ銀河の姿は230万年前の姿である。
4)96%の宇宙を占めるダークマター(暗黒物質)は、物質と反物質が生じては「対消滅」と同時に、消滅しては生じる状態つまり、「対生成」を繰り返している。揺らぎの状態である。釈迦はこの状態を、「空」とよんだ。「無」でもなく、「有」でもない状態である。我々はわずか4%の、わずかに物質が反物質を多くなっている対称性が破れた空間に生じた物質宇宙の中に存在している。
5)客観的な過去現在未来という区分が意味をなさなくなる。
6)素粒子には粒子と反粒子が存在する。粒子と反粒子は電荷が逆で、その他は一緒である。
7)生命の主体的な意思が時間を(時間の矢)を生み出している。

つまり、時間も空間も人間の意識が作り出した幻想なのです。

宇宙の宇は空間、宙は時間、宇宙とは空間と時間で創られている。

太極図の「陰」の世界が形の無い波動の世界、「無」の世界、情報宇宙の空間。
「陰の陽」が未来から過去へ流れる時間。

「陽」の世界が、形がある「有」の世界、物質宇宙の空間。
「陽の陰」が過去から未来へ流れる時間

この二つの宇宙は相対的な関係にある。相互補助の関係。二つの宇宙が融合してひとつになると、「空」の世界となる。

時間が未来から過去に流れるという教えは古代インドの仏教の教典(部派仏教・アビダルマ哲学)にも書かれています。しかし、西洋的な、原因と結果により実証する科学的観点では、絶対に「原因」が未来に有り、「結果」が過去にあるという考えは出来ません。しかし、東洋思想では、自由に未来と過去を逆転させる事が出来るのです。
未来にある「原因」が、過去にある「結果」を創りだすのです。この事を素直に理解出来る方は少ないと思います。それは、当然です。我々は、誕生以来、過去から未来へ流れる時のベクトルに慣れているからです。

量子的宇宙論で知られる英国ケンブリッジ大学の車椅子の天才物理学者ホーキンス博士も、「宇宙は今膨張を続けているが、将来のある時点で最大膨張に達する。そうすると宇宙は収縮を始める可能性がある。宇宙の膨張期には時間は過去から未来へと流れるが、収縮期に入ると未来から過去へと時間が流れる、つまり時間の逆流が起こるだろう。」と、言っています。収縮期には、物理宇宙もの時間も未来から過去へ流れる可能性もありそうです。その時には、情報宇宙の時間は当然、過去から未来へ流れると思います。

お釈迦様も「因果応報」という言葉を残されています。しかし、「因果応報」という言葉と「時空観:時間は全てが相対的な働きをして、あるとも無いとも言えない空である」を組み合わせないと、お釈迦様の言葉の本当の意味を理解することが出来ません。「因果応報」の原理は、「有とも無」とも解釈される時間では、方向が真逆でも成立するのです。

東洋の概念は、時間の流れは周期的に陽と陰に変化しそれを繰り返す、生命体の栄枯盛衰を支配する生命的な質的変化を根本とした時間であります。老子の「陰陽思想」の哲学と深いところで結びついています。

私はこれを理解していただく為に次の二つのお話をします。
今は結婚出来ない男と女の割合が多くなっています。これは、未来に「原因」があるのです。これらの男女に共通しているのは、この人と一緒に暮らして幸福な人生になるという未来のイメージが、情報宇宙の「リアリティ」として実感できないのです。
ですから、「未来」から見ると、「過去」である「現在」において、結婚に踏み出す事に躊躇し、結婚をなかなか決意が出来ないのです。未来の情報宇宙の「原因」が、過去である「現在」の「結果」を生み出しているのです。
もうひとつの例。あるお笑い芸人が、過去に経験した様々なホームレスの苦労を題材にした私小説を発表しました。その本がベストセラーとなり、そのお笑い芸人はベストセラー作家という名誉と文学界での地位と、莫大な富を得て、その後、幸福な人生を手に入れました。「私は幸福です」と記者会見した途端、彼の脳の中で、様々な苦労と思えたオセロゲームゲーム盤上で覆っていた不幸の黒い駒が、みるみるうちに幸福の白い駒に変わっていったのです。
「未来」の言葉が「過去」の事象のイメージを「結果」として、変えたのです。情報宇宙の中では、今、あなたの脳のなかの認識の変化が「結果」として、「過去」を変える事ができるのです。
プラス思考法や小田全宏さんの提唱する陽転思考法などのプラスイメージを描いて行動すると成功すると良く言われています。
これらの主張は、情報宇宙での時間が逆行する事を使った方法なのです。
「未来」の情報宇宙空間に、強いクオリア(現実感覚質)を持つ成功のイメージを「原因」として創り上げた瞬間に、「過去」である「現在」にその「結果」が出現するのです。
これは、脳機能科学者、苫米地英人博士が提唱している時間の逆向きベクトルを使う成功のビジネス必勝法です。

老子は今、現在の自分を「これでいいんだ。俺の人生、いろいろあったけど、十分楽しんだ」と「知足」と「無用の用」を感じ「自己の人生を肯定した瞬間に「過去:苦労ばかりの人生」と思っていた人生が「過去:素晴らしい人生」に変わると教えています。

ギリシャ神話「シーシュポス」の主人公の男は神から未来永劫、大きな岩を高い山に運ぶ運命を言いつけられます。フランスのノーベル文学賞のアルベール・カミューは、彼を題材にした小説「シーシュポスの神話」の中で、「彼は山から転げ落ちる岩を見ながら、自分の運命を客観的に自分の不幸な運命を見る視点を得た時、彼は幸福を感じたに違いない」と書いている。

情報宇宙では、次元をあげる事が物質宇宙より簡単に可能です。より抽象度の高い多層階的に上位の情報の場を持つことで、閉塞していた思考の壁をいとも簡単に打ち破る事が出来るのです。

同じ状況でも情報宇宙では、思考方法の変化だけで、全く異なる視野が見えてくるのです。水が半分入ったガラスのコップを見て、ある人は「もう半分しか入っていない」。もう1人の人は「まだ半分も入っている」と考えるとします。砂漠に墜落し遭難したパイロットが生存する可能性の多いのは、後者の思考法を持ったパイロットである。そんなお話をNASAの関係者からお聞きしたことがあります。


現在の地球では、個人が動画映像を投稿できるユーチューブや、個人のブログサイト、個人のホームページ、「ミキシィ」などのソシアル・ネット・ワークや携帯電話でのメール、多チャンネル化デジタルテレビシムステムなどの情報の発表の情報空間の激増で、世界中の情報量が72時間で2倍になるという異常なスピードで増加しています。

500年の間、西洋で作られた唯物思想的科学主義、実証主義が支配する歴史の中で、隅っこに追いやられた情報宇宙(陰の宇宙)の見えないものたちの揺り戻しが始まったのです。数十年前、貨幣が金から離れて「信用」「約束」という目に見えない規準を基盤とする貨幣経済に移行しました。サブプライムの金融危機は物から離れた目に見えない「信用」をベースにするお金が膨張してしまったのです。社会も情報という目に見えない物が一番価値をもつ情報社会に変貌しています。

日常生活もテレビ、インターネットやパソコンゲームなどの情報宇宙の影響が強い日常に変貌しました。量子力学や脳科学の発展は、我々に、現実として体感できていると思っていた物質宇宙(陽の宇宙)のリアリティも、五感を通じて、自分の脳が描いたバーチャルな幻想にすぎないと解明しました。物質宇宙(陽の宇宙)と情報宇宙(陰の宇宙)の融合が始まっています。


人間が生きるというのは、この物質宇宙(陽の宇宙)と情報宇宙(陰の宇宙)が相対して、過去へ向かうベクトルと未来へ向かうベクトルが交差する「現在」という点を生きると言うことなのです。

日本人は、この存在のふたつのシステムを直感的に熟知しています。ですから、日本人は昔から死を次のように考えています。

「人間は二度死ぬんだよ。最初の死は、肉体の死。二度目の死は、家族や生者がその人の事を語らなくなった時なんだ。初めの死は物理宇宙世界での死だ。二番目の死は、情報宇宙での死なんだ。人類や民族のために、利他の心で生きた英雄や偉人と呼ばれる人間たちは、その偉業により、永遠の命を得るんだ。肉体は滅びても、偉人の生き様や志や精神は情報宇宙の中で、命は生き続けるんだよ。古来から、日本人が先祖供養する伝統を続けるのはそういう意味があるんだ・・・」

太極図の「陰の陽、陽の陰」の状態を生きると言うのです。つまり、肉体と精神の不思議な混沌と秩序の融合した道を歩むことなのです。

お釈迦様は、宇宙は「無始無終」であると言われています。ビッグバンは物質宇宙の観点から見れば、「原因」、つまり、始まり。しかし、情報宇宙の観点から見れば、「結果」つまり、終わりであるからです。始まりと終わりは同じものなのです。

2500年前に、お釈迦様が語った「時空観」とは、時間とは空である。有るとも無いとも言えない。時間の流れが相対的に、真逆に流れているので、有るとも無いとも言えないのです。

物質宇宙(陽の宇宙)とでは全てが時間と共に、乱雑となり、エントロピー(秩序ある形が乱雑に無秩序になる度合いを示す概念)は増大していき、物質宇宙(陽の宇宙)は膨張し続けていきます。例えば、整然と整理された部屋が散らかされていくように、また、綺麗に整えられた庭園が雑草で覆われるように、やがてバラバラに崩壊していきます。

しかし、情報宇宙(陰の宇宙)はでは時間と共に未来から過去に向けて、エントロピー(秩序が無秩序に変化し、乱雑になる割合を表す概念)が膨張し続けます。たとえば、誕生したばかりの赤ん坊は無限の可能性が有る状態、つまりエントロピーが最大の状態で生まれ、人生の時間の経過と共に、この人間はこんな人ですと集約されたひとつの情報にまとまる。つまり、情報のエントロピーが最小になるのです。

未来の情報宇宙(陰の宇宙)の初めは脳が作り出すひとつの心そのものです。この状態が、最少のエントロピーの状態である。最小の情報の状態、この状態をお釈迦様は「空」と、老子は「道」と名付けました。ここでは、物質と情報(心・波動)が混沌の状態で揺らめいています。とても平和で、平穏な世界です。これがビッグバンを引き起こす「原因」となるのです。

このひとつの脳が作る自己完結の世界の情報宇宙(陰の宇宙)では、全てが神である脳が欲するまま全てが思念する通りに実現する。
この場では各神々がそれぞれの宇宙の中にいて相互に無関係の世界の中にいます。
いわゆる多元的宇宙の世界です。この神の状態で膨大な情報を持つ神、高貴な情報を持つ精神レベルの高い神から情報の少ない精神レベルの低い無数の宇宙が同時に存在します。それらが、相互に無関係で存在しているのです。

この世でも厳密には同じ事なのです。同じ宇宙を見ていると人間は錯覚しています。実際は、各自の見ている宇宙は全て異なっている仮想世界なのです。1人1人が自分の宇宙空間を脳がイメージしているのです。動物の中には動いている物だけしか見えない動物が存在します。他者が動いていない時はその動物にとって他者は存在しないのです。宇宙はそれぞれ全てが異なっているのです。自分という存在、他者という存在も全て、五感(触覚、味覚、嗅覚、視覚、聴覚)というセンサーで脳内に創造された幻影(クオリア・現実感覚質)なのです。

バーチャルゲームでは、すでに、物があることを強く脳内にイメージさせる触覚を感じさせる装置が開発されています。また、映像に合わせて、椅子に揺られながら臭いや風を吹き出る3D映画アトラクション装置も開発されています。進化した五感を完全に満足させた3D映画を見た人間はその映像を「体験」したと認識する時代が近い将来実現するでしょう。その時に物質宇宙の世界での現実と情報世界での現実のクオリアの差はほとんど無くなるでしょう。
[PR]

by masashirou | 2011-01-22 12:06