2011年 08月 05日 ( 1 )

 

右翼は原発推進、左翼は反原発という構図が変わる!

相変わらず、読売新聞や産経新聞やWILLやSAPIOなどの右翼系のマスメディアでは、原発推進の論説を述べている。左翼系のの「世界」と言う雑誌は脱津原発の論文が掲載されている。こうした論議が活発に議論される事が自由になった事は喜ばしい事だ。

右翼と呼ばれる文化人の論説には福島を線量計で計測しながら訪れた私には本当にこれらの文化人たちは被災した福島の現状を見ていっているのかと疑ってしまう。

反原発には右翼も左翼も無いはずである。

自民党の歴代総理と立ち上げれ日本の共同で地下原発推進会議が昨日からマスコミに向けて原発の必要性を提言した。保守勢力は今回の福島の出来事を何の反省も無く、原発推進を威までに押し進めようとしている。原発の産みの親とも言える中曽根元総理も原発推進には疑問を持つという発言をされているのに。

福島原発事故で国土と国民の未来が失われた。保守主義の本命は国土の保全と国民の生命の安全である。もう一度、自民党の首相経験者の方々に原発事故の実態を見ていただきたいと思う。

今日南相馬市の93歳のおばあさんが自殺しました。
女性が家族に宛てた遺書

『 このたび3月11日のじしんとつなみでたいへんなのに 原発事故でちかくの人達がひなんめいれいで 3月18日家のかぞくも群馬の方につれてゆかれました 私は相馬市の娘○○(名前)いるので3月17日にひなんさせられました たいちょうくずし入院させられてけんこうになり2ケ月位せわになり 5月3日家に帰った ひとりで一ケ月位いた 毎日テレビで原発のニュースみてるといつよくなるかわからないやうだ またひなんするやうになったら老人はあしでまといになるから 家の家ぞくは6月6日に帰ってきましたので私も安心しました 毎日原発のことばかりでいきたここちしません こうするよりしかたありません さようなら 私はお墓にひなんします ごめんなさい』

ぜひ、総理経験者にこのお年寄りの苦しみを感じてほしい。


さて、「なぜ原発は日本にふさわしくないのか」という本が話題になっている。その理由は著者が明治天皇の玄孫さんで竹田恒泰さんであるからです。皇統を受け継ぐ方が脱原発について本を出されることに衝撃を受けました。反原発が左翼、原発推進が右翼という構図が福島原発事故で変わりつつ有ります。

たかが電力の選択枝にすぎない原発が尊い国土を喪失させ、未来の子供たちから笑顔を奪い、日本の故郷の原風景である農業や漁業や観光や文化までも一瞬して奪う原発事故。竹田恒泰氏はその理由を「原発はうつくしくないから」と優しい文学的な表現をされています。原発は差別を強いるからだと主張されています。未来の子孫たちに放射性物質汚染や、過疎地への原発事故リスクの負担、すべての国民が天皇の赤子であるはずの同じ国民である無名の原発労働者に放射能被ばく汚染を前提とした労働を強いることなど。海外のウラン鉱山の労働者や運搬する労働者たちにもリスクをしいている。

原子力発電システムはすべての点で日本の和の精神文化から受け入れられないものを持っている。
この本では技術的な観点のみならず経済的観点や新エネルギーについての観点など幅広い単なる文化評論の域を遥かに超えた内容になっているのも驚きました。

福島原発の1号機が発電コストが1KWHあたり、電力会社が出した設置許可申請書からマスコミが報道する5円ではなく、10.32円、2号機が10.79円、3号機が14.55円であることなど指摘されています。驚きました。それに事故の補償金や天文学的な費用がかかる放射能廃棄コストや4500億円毎年の地方交付金、危険なので遠隔地に原発を作るので東京電力だけでも遠距離の送電線や変電所コストが5000億円、また、停止不可能な原発のための夜間電力を使う揚水発電所などのコストを加えると非常に高い電力になっていることなどがデータを積み重ねて語られています。今回の福島原発の広範囲の補償を保険でカバーするには15円/KWHという試算が欧州で提出されています。


放射能廃棄物の費用には数万年の維持費を計算する事は不可能ですが、あえて計算すると、5円/KWHという数字が言われています。そうすると、原発発電のコストは35円/kwh以上になります。原発コストについては、NHKの今日の原発を討論する番組でも5円〜6円/KWHという数字で討論がなされ、新エネルギーが高いという説明が堂々とされていましたので、ほんとの事がマスメディアでは語られないと痛感しました。

資源エネルギー庁は何故か2004年以降、7年間にわたり、各電力のコスト比較データを公表していません。
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by masashirou | 2011-08-05 14:45