2010年 05月 18日 ( 4 )

 

この世は不思議なことばかり

「百匹目の猿」という有名な話がある。ある島で、一匹の猿が芋を海水で洗って食べていた。塩味の泥のない芋の新しい味が猿から猿へ伝わる。次第に、その島の多くの猿たちに伝播して、ついには百匹の猿たちが海水で芋を洗い、食べるようになった。その瞬間、八〇〇キロ離れた島の猿が芋を海水で洗い食べはじめた。そうして、次々とその新しい習慣が遠く離れた猿の世界に伝播した……。
 また、発明家たちの間で、よく言われることがある。ある特許を申請しようと書類を提出した時、世界で同じ時期にまったく知らない国の人が同じアイデアの特許を申請しようとしているのだ。誰がその建物で商売をしても、うまくいかない。調べてみると、昔、その場所は首切りの処刑場の跡だった。また、自殺が多発する地域には、多くの人が吸いつけられるように、自殺するポイントがある。その場所は昔、少女が残虐に殺された場所であった……。
 ニューヨークに住んでいる人が犬に噛まれて保健所に届けられる件数は、一九五五年から一九五九年まで四年間、一日あたり七二・六件から七六・三件と安定している。統計を研究した医者は、まるでその数字に合わせるがごとく、ニューヨークの犬たちが人間を噛むのを止めるみたいであるという感想を述べている。
 世界中に、土地に棲みつく祟りの言い伝えなどの迷信が連綿と語り伝えられている。
ケンブリッジ大学のシェルドレイク博士は、時空を超えた宇宙の記憶バンクに様々な人類の行為の記憶が波動として集積され、その宇宙バンクに共鳴するような仕組みで歴史が繰り返すという仮説を提唱した。
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by masashirou | 2010-05-18 21:38  

TAO


 男性と女性、
 人間と哺乳類、
 動物と植物と鉱物、
 生物と鉱物、
 陸と海と大気、
 地球と太陽系、
 太陽系とマゼラン星雲、
 アンドロメダ星雲と銀河団、
 銀河系宇宙と局所銀河群宇宙、
 局所銀河群宇宙と乙女座銀河群宇宙、
 乙女座銀河群宇宙と超銀河団宇宙、
 星雲と暗黒物質、
 
 光と闇、……

 存在するものと
 存在しないもの、

 すべてが一つになる混沌が渦巻く、根源の世界、
 「道 TAO」の世界へ…。
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by masashirou | 2010-05-18 21:36  

「マグダナのマリア」

古代、世界中、男と女の神は平等に尊敬されて崇拝の対象になっていた。むしろ女性の神は新しい生命を生み出すという神秘性から、男性の神様より、優位な立場にいたくらいだった。皇帝ネロの時代、キリスト教は、凄惨な迫害を受けていた。
 古代ローマ帝国の皇帝コンスタンティヌス帝は、キリスト教をローマ帝国の国教にした。 共和制から帝政ローマ制度への変革の礎を作った、偉大なユリウス・シーザーが、ローマの最高の権力者になった時、「寛容」と記した貨幣を鋳造した。この貨幣はイタリアの国宝になっている。この「寛容」の精神こそが、ローマ帝国の拡大の秘密である。征服した異民族の神々を、ローマの新しい神として認めた。敗れた異民族は、自分たちの神々とともに、ローマに従った。これを可能にした精神土壌が、ローマ人が信仰する多神教である。コンスタンティヌス帝は、多神教を棄てたのだ。言い換えれば、ローマを捨てた最初の皇帝である。「寛容の精神」を捨てたローマは、その後、東西に分裂し、ローマ帝国は滅びの道を突き進む。歴史は教える。「寛容」を失った国家や組織は滅びると……。
 キリスト教を冷徹に利用し、最後まで、神キリストを信じていなかったコンスタンティヌス帝も、死ぬ直前の三三七年に、洗礼を受けたと伝えられる。西洋の王権神授説は、このコンスタンティヌス帝により発明された概念である。この王権神授説が、時代を経て、ルイ16世などの中世の封建制の王たちの権威を与えたのである。
 西暦三二五年、ニケーア公会議で、八十を超える福音書から。マタイ・マルコ・ヨハネ・ルカの四つの福音書が選ばれ、『新約聖書』が完成した。その基準は、イエスが復活奇跡を起こす神であること。イエスの教えを伝える教会をペテロが設立し、その教会が神と交信できる、唯一の場所であること。その編集基準から逸脱する恐れのある福音書は、異端として弾圧の対象になった。一番恐れたのは、イエスの妻「マグダナのマリア」が、神キリストの子を宿し、その子サラにイエスの血脈が伝承された場合、神イエスが人間であることになる。そうなると、神との交信する場所がペテロの設立する教会以外に拡大し、教会の権威が失墜することだった。
 
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by masashirou | 2010-05-18 21:33  

 ミッテラン大統領の就任演説の言葉

私が最も大切だと考えることは、敵対する勢力を、力で打ち倒すことではなく、彼らを説得し、納得させることなのです。
 私が大統領に就任した今日、一九八一年五月十日という日の、真の勝利者、それは希望であります。フランス国民が、その希望を手にするために、私は、相手への畏敬の念を持ち、意見の異なる複数主義の道、異なる立場を認める道を、立ち止まることなく、歩き続けたいと思います。
 世界は今、国と国との利害が対立し、果てしない緊張が続いています。フランスは宣言します。地球上に生きる人類の約三分の二が、餓えと屈辱の中にいる限りは、本当の国際共同社会は成立していないことを……
                  ミッテラン大統領の就任演説の言葉
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by masashirou | 2010-05-18 21:29