2010年 02月 13日 ( 3 )

 

ロナルド教授の授業「地球温暖化について

皆さん、今、厚い氷で覆われている大地、『グリーンランド』が、なぜそう呼ばれているのか? 知っている人、手を挙げてください」
 ロナルドは首を傾げる学生たちに質問した。学生たちは、沈黙した。
 ロナルドは口元に微笑を浮かべると、意外な歴史的事実を語り出した。
 「皆さん、驚かれると思いますが、地球は、十世紀から十三世紀に異常に温暖化していたのです。その温暖化の時代のグリーンランドは、その名前のとおり、氷のない、緑豊かな大地でした。バイキング達がこの緑の大地から豊かな恵みをえていました。欧州はこの気温上昇の影響で、豊作が続き、十字軍遠征の原動力になりました。
 皆さん、テレビなどで、グリーンランドが位置する北極海に浮かぶ氷山が溶けて、海水面が上昇して、主要な都市が水没するという話を聞いたことがあるでしょう? 実は、その情報は、科学を無視した、捏造された嘘の情報です。コップの中の氷が溶解しても、液面は上昇しないのです。一方、南極大陸の氷が溶けるという説もあります。先週、アメリカの科学雑誌サイエンスに、このような記事が掲載されていました。『史上最も地球が温暖化していた時代、今から九千万年前、白亜紀のチューロニアン期にも、南極の氷は六〇%以上氷が残っていた!』という記事です。九千万年前、この時代は、北極にワニが棲み、巨大な恐竜や大きな植物が地球上を覆い尽くすという生命に溢れた時代です。その時代でさえ、南極の氷は六〇%以上の氷が残っていた。このような説もあるくらいです。
多くの皆さんがよく誤解していますが、地球温暖化は寒冷化に比べると、生命維持について良好な環境の時代なのです。事実、人口の多いインドや中国、インドネシア、ブラジルは気温の高い地域です。適度の気温上昇は、動植物、生命体にとってプラスの効果があります。地表面積のわずか三%の赤道付近のジャングルに五〇%以上の生命が棲んでいるのがその証拠です。
 では、その後の地球は、どうなったのでしょう。実は、寒冷化したのです。十四世紀から十九世紀半ばまで、異常な寒冷期となり、緑豊かなグリーンランドの大地が、厚い氷の下に覆い隠されました。グリーンランドが氷に覆われると、バイキング達はこの地を離れていきました。
そして、世界各地で農地が縮小し、飢饉が起こりました。英国では、テムズ川が完全に氷結しました。フランスでは、寒冷化のために小麦生産が低下し、その不満のエネルギーが渦巻いて、農民が立ち上がり、フランス革命が発生しました。余談ですが、このように十字軍遠征やフランス革命の誘因となった気候変動と社会変革の関係を知ることは重要です。つまり、気候変動の周期性を発見できれば、未来の社会変動の歴史的類似性を予測できるからです。
 ここで、皆さんに覚えておいて欲しいのは、人類が二酸化炭素ガスなどの温室効果ガスを排出する遙か昔に、四百年間の温暖化現象や五五〇年間の寒冷化現象が地球を襲った歴史的事実があることです。 皆さん記憶しておいてください。人類は、この温暖化や寒冷化の試練を、今より遙かに乏しい科学技術で乗り越えたという歴史的事実です。それを前提に、お話を前に進めましょう。
 もし、温暖化が事実だと仮定すると、このような考えができないでしょうか?『神が人類の人口増加に対応して、必要とする食料を増大させるために、地球の温暖化を企てた』と。
 地球の温暖化は、農作物の生育を促し、食料増産につながり、また、農耕地の北限を北に押し上げ、農耕地を拡大させます。世界の先進国の首都を訪れて感じることですが、それらのほとんどの都市は、緯度が高く、短い夏や、曇り空が続く春や秋、冬は大雪で覆われる地域にあります。人間が住みやすい環境とは、とてもいえない場所なのです。それらの都市が住みやすくなるくらいの温暖化なら、歓迎すべきことなのではないでしょうか? 私は温暖化の原因は太陽なのです。陰陽の原理で言いますと、災いの原因である太陽こそ人類を救済する源、『陰の陽』の入り口なのです。陰陽原理は教えます。神や天使は悪魔の中に宿っているのです。日本企業のシャープなどの効率の高い太陽発電技術が、温暖化問題を解決するはずです。当初、日本製の太陽発電パネルの寿命は二〇年と想定していましたが、最近では、三〇年以上経過しても発電効率が無いことが実証されました。今では、五〇年以上の寿命と言われています。この太陽熱を利用する日本の技術こそ、低炭素社会の建設に大きく貢献すると考えます。
 『人為的地球温暖化説』や『地球温暖化の人類滅亡説』の結論に疑問を持つ、大手マスコミに露出しない科学者が多く存在します。反対意見に謙虚に耳を傾ける。この温暖化問題に関しては『地球を守る』という大義の旗の下に、科学的な反論、冷静な検証すらできない状況です。
 危機をあおる手法は、権力を持つ勢力の世論操作の常套手段です。また、古代から宗教を広める手法として使用されました。その証拠に、ほとんどの宗教が、この世の終わりの到来の説話を持っています。すべての権威ある学者や、西欧や日本のテレビのニュースキャスターや、大手新聞の論説委員や政府などが、『一〇〇%正しい』と言い出した時、つまり、温暖化問題が『絶対、唯一の神』になった時、真実が隠され、大きく曲げられた可能性があるのです。アフガン・イラク戦争当時の世界のマスコミを検証してください。2005年に、国際原子力委員会(IAEA)がノーベル平和賞を受賞しました。その2年後に、同じノーベル平和賞を、温暖化問題を検証する国際委員会(気候変動に関する政府間パネル)(IPCC)と、映画『不都合な真実』を主演したアメリカ合衆国の元ゴア副大統領が、同時に、同じ受賞するのも不思議な話です。この背後に英国と欧州の原子力産業の影が見えます。輝く『陽』の中心には、必ず究極の『陰』につながる入り口『陽の陰』があるのです。悪魔は必ず天使の仮面をかぶって、スポットライトを浴びながら舞台に登場します。
 物事を正しく判断するためには、自分の立場を離れて他人の立場で考えることが重要です。エネルギーの西洋の欧米諸国の戦略を検証しましょう。

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by masashirou | 2010-02-13 22:35  

何故我々は死ぬ運命をうけいれたのか?

地球が四十六億年前に誕生し、八億年の月日が流れ、三十八億年前に地球に生命が出現しました。その生命に死の遺伝子が組み込まれたのは二十五億年前、それまでは単細胞の、例えばゾウリムシなどのように、生命体は細胞分裂を行いながら増殖する生命体でした。その細胞の中には死ぬという遺伝子は存在しませんでした。環境が許せば永遠に細胞分裂を繰り返しながら生きられる死を知らない生命体だったのです。二十五億年前に雄と雌の二つに命が分裂して、性交により、二つの生命体が遺伝子を組み合わせて、新しい生命を創造するシステムが誕生し、進化するシステムが確立したのです。人間に最大の快楽を与えるセックスと生命の進化のシステムの二つの特典と引き替えに、私たちの生命体の中に、『死』の遺伝子が組み込まれました。宇宙の原理は、このように幸いなるものと不幸なるものを同時に人間に与えるのです。生きるというのは、絶えず何かが死んでいるのです。つまり、死は生の一部であり、極言すれば、生は死そのものなのです。驚くことに、これはすべてのミクロ原子の世界からマクロの宇宙の世界まで同じ原理が貫いて存在します。星の誕生を司る『ホワイトホール』が、星を飲み込む死を司る『ブラックホール』に繋がっているように、同じシステムが存在しています。地球に人間が存在し、その人間が生きるために、膨大な死がその存在を支えています。
 人間が生きる上で、ほかの生き物の命を殺生して自分の命を育む宿命を持っています。
 私たちが食事の前に神に祈る感謝の言葉は、人間に食べられ生命を落とす植物、動物たちに、『死』が『生』を相互補完するシステムの中の不可避なこととはいえ、有難うという心、感謝する心を込めて、口にする祈りの言葉なのです。
 この世界には、二種類の人間が存在しています。常に自分に無いもの、足りないものを数えて生きる人間と、常に自分に有るものを数えて生きる人間です。『有難う』という言葉を素直に言える人間は、後者の人間です。彼らはいつも『幸福』になれますが、前者のいつも自分に無いものばかりを考える人間は、人生に一度だって幸福を感じることができないのです。そういう人間も、年をとり、老いて死んでいきます。古い世代が死ぬことで、若い次の世代の人間の生を輝かせることができます。こうして、生と死はさまざまなところで深く繋がっているのです。私はいつも自分に言い聞かせています。『お前はそのような多くの生命を犠牲にして生きている。この世で、人間が犯す最も残酷な行為とは、食べ物を残すこと、そして、多くの食べ物により支えられている、自分の命を粗末にすることなのです。だから、今、生きていることを楽しみなさい。それが命を捧げてくれた食べ物に対する最低限の義務だ

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by masashirou | 2010-02-13 22:31  

ひも理論と存在

われわれの認識できる世界は、点の世界の0次元、線の世界の一次元、面の世界の二次元、そして、立体の世界の三次元、それに時間の世界の四次元、次元とは、われわれの存在する位置を特定する座標軸みたいなものです。われわれは、四次元の座標軸を使って、個別の存在を特定の時間の舞台の上に指定することが可能です。次元が高度になればなるほど、活躍できる舞台は大きくなります。三次元の世界の住人が時間という次元を手にすると、一時点のローマが舞台の物語から、過去から未来へ繋がる壮大な物語の主人公になれるのです。高度の次元の世界での普通の行いが、低次元の世界から見れば、不思議な超マジックや奇跡のように見えます。こうした別の次元の世界が存在することが証明できれば、死の世界の解明にも、また知識の宇宙バンクの解明にも貢献することでしょう。
 最新の素粒子物理学理論の『ひも理論』では、物質の根源をなす基本的な分離不可能な物体は、『ひも』で、原子や電子、中性子、それらを構成するクオークもすべて、『ひもの振動』で生じると主張しています。一つのギターの弦から、指で押さえる場所により異なる音が出るように、異なる振動で、あらゆる粒子が生じます。弦である『ひも』は、中国の二胡や日本の三味線やスペインのギターのように、複数の弦つまり複数の『ひも』が存在する楽器と考えられています。素粒子が『ひもの震動』で生じるというのは、まさに、山つまり陽と、谷つまり陰の波動がこの世のあらゆるものを生じさせているのです。陰陽の太極図の原理が宇宙の根本原理であることを意味しています。
 こう考えて見るとわかりやすいでしょう。『死ぬ』ということは、ギターの音が消えることと同じです。弦の震動が停止することです。その時、音は消滅します。しかし、指ではじくと、再び同じ固有の音が生じます。魂とは、その生命の固有の波動の記憶なのです。仏教でいう『空』という概念は、停止した弦の状態のことです。『無』から『有』がこうやって生じるのです。『死』が『無の世界』への旅立ちではないのです。死ぬことは、この世界から高次元の別の世界への旅立ちです。

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by masashirou | 2010-02-13 22:28