温泉発電の源泉を活用した発電の実証試験開始

新潟の松之山温泉で発電実験 11月から産総研など
国内で、小規模ですぐ着手できる温泉発電や小規模推量発電が自治体と電力会社が協力して発電計画が動き出した。


資料1)2011/8/11 0:35   日本経済新聞
新潟県内でも小規模の地熱、水力を活用した発電への取り組みが加速している。電力会社などが出資する地熱技術開発(東京・中央)と産業技術総合研究所は新潟県などの協力を得て、十日町市の松之山温泉の源泉を活用した発電の実証試験を11月から始める。

セ氏97度の源泉の熱を活用して小型のタービンを回して発電する。出力は50キロワットで年間約40万キロワット時の電気をつくれる。一般家庭約140世帯分の電力をまかなえるという。
県は昨年2月にまとめた温泉を活用した小規模地熱発電の報告書で、松之山温泉など4つの温泉を発電の候補地として選んだ。県は「松之山での実証試験がうまくいけば、ほかの温泉地にも広げていきたい」(新エネルギー資源開発室)と話している。地熱発電のほかに、県内ではすでに100キロワット以下の小規模水力発電施設が5カ所に設置。上越市では浄水場が、津南町では農業用水の水路が活用されている。
県では民間の事業者や市町村による水力発電施設の設置を促すため、7月にセミナーを開催した。小規模の水力や地熱を「地産地消のエネルギー源」(同室)と位置付け、普及を急ぐ考えだ。

静岡県熱海市で温泉を使い低温度差発電の研究に取り組む。開発者は「発電床」など常識を覆す新たな発電の旗手だ。


資料2)低温度差発電の設備は旅館「日航亭・大湯」にある。徳川家康も入浴したこともある由緒ある湯元だ
 静岡県熱海市は、誰もが知る日本有数の温泉地だ。1934年、東海道本線の丹那トンネルが開通し、首都圏から保養客が押し寄せるようになった。しかし90年代以降、観光客の減少に苦しむ。2006年に財政危機宣言を発した。

 かつてのにぎわいを取り戻すため、温泉を使った発電に取り組んでいる。と言っても、地下深くに井戸を掘り、蒸気でタービンを回す地熱発電のような大掛かりなものではない。

 温泉と水道水の温度差を電気に変換する半導体素子を使い、発電する。低温度差発電と呼ばれる。慶應義塾大学環境情報学部の武藤佳恭教授とともに、この発電システムの実用化研究を進める。旅館などが使わずに捨てている温泉の排水を使う。
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by masashirou | 2011-08-15 10:02  

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