九州の電力供給計画への提言

九州の電力供給計画への提言      白木正四郎作成

九州の電力供給基本計画提言「21世紀の新しいエネルギー供給について」

1)九州電力の供給能力  2003万kw
各事業体からの供給能力 292万kw
合計         2295万kw

2)九州電力の内訳
原子力           526万kw(23%)
水力            298万kw(13%)
地熱             21万kw(1%)
火力           1118万kw(49%)
              @LNG;410万KW(18%)
              @石炭;140万kw(7%) 
              @重油;560万kw(24%)
内燃機関(離島)           40万kw(2%)
他社            292万kw(12%)

合計           2295万kw(100%)


3)今後の方針

5年後の原発を全廃に向けて、緊急に最新のLNGガスコンバインサイクルの発電所に改良および、新設する。同時に自然エネルギーを促進する。
原発526万kwが消える。稼働率70%として526万KW X70%=368万KWを確保すれば原発を全廃できる。そのゴールに向けて直ちに行動する。


A)緊急の行動目標
1)新小倉火力発電所の旧式のLNG火力発電施設(180万kw)をLNGのガスコンバインドサイクル(燃料効率49%~59%)改良工事に入る。
2)新小倉発電所敷地内または、唐津発電所(重油)敷地内、理想としては地産地消型モデルとして、福岡のアイランドシティに400万KWの最新の1300度のガスコンバインドサイクルLNG発電所を新設する。

1)と2)の合計で、3年から5年以内に約420万KWの発電能力の増強を確保する。

1)と2)の工事状況に合わせて40年経過した原発、とくに老朽化が指摘されている玄海原発1号機から次々と廃炉とする。

B)中長期の自然エネルギーへの推進目標;2030年までに現在の14%の320万kwから25%、合計600万kwを自然エネルギーで発電する。

中期(10年以内)180万kw;温泉の廃熱利用小型発電や中水力小型発電、太陽熱発電や風力発電。離島の発電システムは太陽光、太陽熱、小型風力、バイオマス、中小水力などの自然エネルギーに順次置き換える。

長期(20年以内)100万kw;久住高原、霧島、阿蘇のカルデラ内の国立公園内の大深度地熱開発を推進しながら自然エネルギーを進める。


以上

資料1);脱・炭素社会 ガスタービンに春到来の予感  日本経済新聞記事2011/3/7 7:00

 天然ガスを使う発電設備、ガスタービンに追い風が吹いてきた。米国で「シェールガス」と呼ばれる新型の天然ガスの生産が本格化。ガス価格が下落して発電コストの競争力が高まっているためだ。オバマ政権が力を入れる風力など再生可能エネルギーの普及も、実はガスタービンに有利に働く。「原子力ルネサンス」ともてはやされた原子力発電所の新設計画が軒並み遅れているのとは対照的だ。

三菱重工業が米ドミニオンから受注したガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)に使われるガスタービンの同型機
 1月。「ガスタービンの時代」を予感させる受注が米国であった。

 三菱重工業が米電力大手ドミニオンの傘下企業、バージニア・エレクトリック・アンド・パワー(VEPCO)から、ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)と呼ばれる設備を受注したのだ。

 GTCCはガスタービンで発電してから、その排熱で蒸気をつくり、蒸気タービンを回してさらに発電する高効率の発電設備。ガスタービン3基、蒸気タービン1基、発電機で構成し、出力は130万キロワットと、大型原発1基に相当する規模となる。

 三菱重工は昨年5月、同じドミニオンから原発設備を受注している。出力170万キロワット級の加圧水型軽水炉(PWR)で、ノースアナ発電所(バージニア州)3号機向けに建設する計画だが、こちらは「計画が2年遅れている」(三菱重工)。つまり、ドミニオンは原発計画を遅らせ、ガス炊き火力発電を優先する戦略に転換したわけだ。

 なぜか。背景にはシェールガスの登場でガス価格が下落したことが大きい。米国の天然ガス先物価格は100万BTU(英国熱量単位)あたり4ドル弱と、08年7月の3分の1まで下がった。これでガスを使った発電のコスト競争力が一気に高まった。

 シェールガスは米国で100年分に相当する埋蔵量があるとされ、資源メジャーや商社による投資が活発だ。当面は安値圏で推移する可能性が高い。三菱重工の白岩良浩・原動機輸出部長は「米国の電力会社は今後のガス価格が7~8ドル程度まで上昇すると堅めに見ているが、高効率のガスタービンならそれくらいの相場でも十分に競争力がある」と語る。

資料2)中部電力の愛知県にある知多火力発電所は、1966年2月11日に1号機が運転開始し、順次増設を行い、1978年4月には6号機が運転を開始。その後、1~4号機のLNG焚改造工事を行い、1985年には工事が完了した。
1992年から1996年にかけて1,2,5および6号機において、ガスタービン設備を追加し排気再燃型コンバインドサイクル化工事を行い、出力を増強(リパワリング)総出力396万6千kWとなり、全国有数の大容量火力発電所となった。なお、ガスタービン設備停止時も既存の汽力設備の単独運転が可能である。

資料3)川崎火力発電所(かわさきかりょくはつでんしょ)は神奈川県川崎市川崎区千鳥町5-1にある東京電力の火力発電所。

1961年に1号機が営業運転を開始。その後順次増設され、1968年に6号機の営業運転開始をもって総出力105万kW、川崎市内など神奈川県内及び東京方面への電力を供給する火力発電所として稼動する。
その後設備の老朽化などにより、2006年旧発電設備を廃止、同敷地内へ新たにコンバインドサイクル方式の発電機を建設[1]、2007年6月15日に1号系列(1軸、50万kW)が稼動を開始、2009年2月5日には1号系列全軸が稼動を開始[2]した。

2008年12月には、商用として稼動している天然ガス焚コンバインドサイクル火力発電所としては世界最高の熱効率である59%を達成したことが高く評価され、米国の業界紙「Power Engineering Magazine」が選定する「08年最優秀ガス火力発電プラント」(The 2008 winner for best gas-fired project)を受賞した。
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by masashirou | 2011-07-19 22:50  

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