滝上地熱発電所は改めてすごい!

昨日ヘリで鹿児島、大牟田、大分の新エネルギーの開発場所を空撮しました。


中でも、地熱と滝上地熱発電所は改めてすごいと思いました。
b0072881_2058087.jpg



深部地熱地熱鉱床、潜頭鉱床タイプで地表に兆候の無い、温泉地とはなれた場所を最初から選定しました。これにより温泉との競合がない。理不尽な地元対策費用と時間が削減できます。

アメリカの地熱開発会社リパブリックジオサーマルに最新の3つの技術を導入しました。

1)深部地熱探査技術
2)空気泥水掘削技術と傾斜堀技術
3)地熱リザーバー解析技術

すべて私が技師長として、計画してプロジェクトを推進しました。




生産井が6本(平均5000キロワット/well)5基地、傾斜堀一部利用。
還元井が9本、2基地。傾斜堀採用。

これにより、掘削に傾斜堀を採用する事で、環境ストレスを最小化できます。公園内でも開発可能です。


2万5千キロワットで、15年前に発電を開始、昨年から蒸気量が増えために、27500KWを発電しています。

リザーバー温度が200〜250度、深度が1100メートルから2700メートル。
還元温度が120度で、スケールが還元井や還元リザーバーに目詰まりを起こす炭化カルシウムスケールが発生しない温度で還元しています。

生産エリアと還元エリアを地上の高低差を利用できるように最初から開発計画策定時に想定して計画をくんでいます。また還元性の深度をかえる事で生産リザーバーに温度低下の影響を与えない出、圧力だけを維持し、安定的な地下の地熱流体の流れを考慮しています。

そのおかげで15年の平均稼働率95%と世界一の運転を記録しています。また、14年目から地下の流れが勝手に改善されて、2500KWを増産するという想定外も起こりました。つまり、2年に一回の3週間の定期検査以外フルに稼働しています。



地熱は石油資源開発に比べると簡単です。しかし、最新の技術情報と実行力がないと、失敗します。経産省が実施した地熱開発プロジェクトはすべて失敗しています。

電力発電所まで出光みたいな石油会社が自由に建設できて、電力会社が独占的に支配する全国の配電施設を共通インフラとして、使用でき、売電の相手を自由に選定でき、価格を自由に出来るように法制を変革すれば、おおくの外国の石油会社例えばfUNIONオイルや力のある地熱開発会社やアジアの投資ファンドの巨額のアジアマネーや国内の年金マネーを日本の地熱開発事業に呼び込む事が出来ると思います。

地熱は原発に対抗できる安定した国産の再生可能な自然エネルギーです。潜在埋蔵量は4億KWです。
[PR]

by masashirou | 2011-07-15 20:57  

<< おおまさガスが辛坊サンの番組で... 今でも否定される電気は蓄められ... >>