なぜ国の地熱開発新エネルギー資源開発は失敗したのか?

再生可能エネルギー開発が動き出した。しかし、私が懸念するのはまた80年代のように、お役所が指導で様々な高い実証試験と称して多くの天下り団体が大きな不毛な予算を使うだけに終わるだろう。

官僚が遂行する地熱資源開発は無理である。リスクが有るからである。

予測以外のことが自然相手では起こるからである。

サンシャイン計画には数千億円が天下り団体に流れたが、なんにも成果が残らなかった事実を見ても明らかである。特に地熱に関していつも白いスーツを着こなしてホテルオータニに大きな事務所を抱えた内田某という元通産官僚のロビーストが多くのお金を不明朗な会社に横流しをして社会党から国会で追求された。その人物のおかげで、すべてが失敗であった。彼は国会で追求が始まってすぐ何故か死んでしまい、その追求質問はうやむやで終わりました。私の上司は彼のアメリカ視察ではさまざまな接待をしましたが、かっこいい不思議なオーラのあるカリスマ元通産の役人でした。

政府がやるべきことは一つ。法制的な改革。アメリカでは30年前にその地区で代替の新エネルギー開発で発電所を建設したらその電力は電力会社がその地区で一番高い値段で買い取ることを義務化した。代替であるから電力会社は既存の一段コストの高い発電所野電力を減らすであろうから、置き換えるという意味でも高い価格で買うべきであるという論拠による。

これで一気に代替エネルギーに参入するベンチャー企業が誕生し電力発電所を建設した。


日本の地熱資源は有望である。
浅部地熱資源だけでも原発23基、既存の温泉井戸の小規模温泉発電でも原発8基合計31基の原発を補える可能性がある地熱開発利用を推進すべきだと思う。
既存温泉熱源を利用すればお金を投資すればリスクなしで早期に原発8基相当の電力を確保できる。
今年から新潟県の温泉地で温泉井戸を使用した温泉発電の実証試験が行われている。

資料;地熱技術開発(株)及び(独)産業技術総合研究所は、環境省の競争的資金を活用し、バイナリー地熱発電の実用化に向けた実証研究を松之山温泉(十日町市)で行います。

1 事業名 温泉発電システムの開発と実証
2 事業主体
  代表事業者 地熱技術開発株式会社
  共同事業者 独立行政法人産業技術総合研究所
3 事業概要
  温泉発電の普及のために、温泉や電力系統に影響を及ぼさない温泉発電システムの実用機の開発を行うとともに、温泉地での実証試験を行い、早期普及を図る。100℃以下の既存温泉による発電の試みとしては、全国初。
4 研究期間 平成22年度~24年度(3年間)
  22年度   装置の開発・調査
  23、24年度 装置を設置しての実証試験
5 事業費 年間1億円程度(環境省からの全額委託事業)
6 経緯
  平成21年度に県で実施した「バイナリー地熱発電導入可能性調査」が契機となり、事業主体は松之山温泉を実証地として選定。

※ バイナリー地熱発電とは
 1 80~150℃の蒸気や熱水を熱源として、アンモニアなど、低沸点の媒体を加熱・蒸発させて、その蒸気でタービンを回し発電します。2つの媒体(水と低沸点媒体)を利用することからバイナリーと呼んでいます。
 2 通常の蒸気発電に使われる地熱より低い温度、または、小規模な蒸気・熱水が利用可能で、温泉井に適用できる可能性があります。


地熱開発は探査に数年の時間を必要とするので、30年で23基の原発分の開発を完了させるという長期的な計画が必要である。また、22世紀には、高温岩体発電や深部地熱開発を実行すれば6000万キロワット〜3億キロワット以上の発電が可能である。また、都市部の深部地熱利用も忘れてはならない。火山地帯では1000メートルで80〜100度地温勾配がある。

ただし、地熱が資源として成立するためには3つの条件を満たさないと成立しません。
第1が発電に必要な熱がある。(70度からバイナリー発電が可能であるが最適な温度は通常の蒸気だけでシンプルにつまり、発電できる235度から240度前後で有るといいが、最高でも350度;高温すぎると、様々な固形成分シリカなどが温度を下げた時、析出して還元井を閉塞させる。)高温岩体は500度くらいでもOKであるが。

2つ目が断層の割れ目帯、または貯水する地層(そしてそこに膨大な熱水溜まりが有るということ)。堆積層は水平方向に存在するので当てやすいが、火山地帯では断層に垂直方向に最適の温度の震度で横切らせて取り出し愚痴を見つける技術が必要でたこの葦みたいに数度方向や震度を変えて大きな割れ目にあたるまで枝堀する技術が必要である。政府が地熱開発する1980年代にサンシャインプロジェクトで数百億円も出して一つの地熱発電所も誕生していない。それは役所にとって当たるか当たらないかは目的ではなく、計画通り掘ることが目的になるから状況に応じた対応が出来ないからすべて失敗した。予算の消化が第1目的化するのである。

3つ目の条件は熱水の成分が中性に近いPH7からPH8くらいの水であること。アルカリや酸性が強すぎると、井戸屋配管を腐食させる。つまり、腐食性の少ないみずであること。

また、都会の平野の堆積層でも平均で33度/1000mで有るので都市部の堆積盆地で3000mを掘削すると、100度以上の熱水がどこでも手に入る。これを利用して地域の冷暖房や脱重油のための野菜農業利用など多目的利用をはかるべきである。地熱の蒸気を冷やすためのクーリング塔からの温排水は山岳地での水耕栽培の工場の熱源や水資源として使用すべきである、また、山岳地での養殖水産業にも使えるように法規制と経産省と農水省んお縦割り行政を排するべきである。
[PR]

by masashirou | 2011-07-02 15:58  

<< 『電中研ニュース』には地熱発電... 電気は蓄電できる!マスコミと電... >>