太陽光発電普及率第一位は佐賀県で4.45%

佐賀県内自治体の太陽光発電補助が人気
◆予算枠、2カ月で終了も
 
 家庭用太陽光発電の設置を推進するため、佐賀県や市町が独自に設けている補助制度の利用が増えている。県内は全国トップの普及率だが、東日本大震災、福島第1原発事故の影響で、迷っていた人が設置に踏み切るケースも多い。新年度スタートから2カ月で予算枠に達した自治体もあり、自然エネルギーへの県民の関心が高まっている。
 
 設置費用の一部を助成しているのは県のほか、佐賀市や江北町など5市3町。4キロワットの設備をつける場合、200万円以上かかる初期費用に対し、多くの市町は1キロワット当たり3万円程度、上限10万円を助成している。
 
 神埼市は1件に付き20万円を助成。2009年度から5年間で500件を予定していたが、当初の予想よりも速いペースで申し込みがあり、本年度で終了する見通しとなっている。
 
 西松浦郡有田町は5月までで予定した30件に達したため、補正予算で20件分を追加する方針。杵島郡江北町も昨年度の1・3倍、400万円の予算を組んだが、すでにオーバーした。
 
 5月から申請を開始した佐賀市も予定件数300件に対し、1カ月で100件を超えるなど、反響は大きい。各市町の担当者は「大震災の影響で、節電意識が思った以上に高まっている」と口をそろえる。
 
 武雄市環境課は「東日本大震災では『太陽光発電のおかげでテレビで情報を得られた』と語る家族の様子も放送され、具体的なメリットが伝わった」と話す。
 
 県内の普及率は4・45%(09年度)で、8年連続全国1位。高い建物が少なく、日照時間が長いなど太陽光発電に適した条件を背景に普及してきたが、今回の震災、原発事故に伴う電力不足の懸念でさらに加速しそうだ。
2011年06月12日更新

佐賀県内自治体の太陽光発電設置補助制度
[PR]

by masashirou | 2011-06-17 13:35  

<< 太陽光発電普及率全国第2位は熊... 宮崎・国富に世界最大級の太陽電... >>