哲学カフェ「大和言葉と神道と老子」5月22日

哲学カフェ「大和言葉と神道と老子」
はじめに
やまと言葉は老子の陰陽思想で造られていた!その源はアイヌ語である。
古代の日本人はどのようにして老子の思想を活用して日本語を形成したのか?
なぜ、「母親をはは」「父親をちち」発音したのか?
誰がどのように日本語であらゆるものに名前を付けたのか?
今まで誰も考えていなかった日本語の誕生の秘密について、世界初の老子日本語源仮説の話をしましょう。すべてが「なぜ?」から始まる。今日はタイムスリップして皆さんと日本語が無かった時代を探検しましょう。

1)日本語の文章は漢字(表意文字,象形文字)と、カタカナとひらがなの(表音文字)で表現される。世界で唯一の文字文化である。漢字は唐から外来文化として、輸入された文化遺産である。日本には7世紀の日本には統一された文字は無かった。古代の日本語は口伝で「あいうえお」を母音とするさまざまな音で物事を伝えていた。それが大和言葉である。
2)大和言葉には文字のひとつひとつの音に神様のありさまが含まれている。その意味は音の波長に従い、さまざまな意味が変化する。その変化の範囲は対極の意味を持つ。つまり陰陽の原理で作られている。日本語言霊説は正しい!本当にひとつひとつの音や言葉に神々のメッセージが含まれていた!
3)「き」こそ、目に見えない神様の知恵やエネルギー。日本人の精神をあらわす音である。「気」が付く言葉を見つけてみよう。元気、陽気、陰気、呑気、短気、病気、本気、空気、湿気、天気、気取る、その気になる、気がつく、気配り、気に留める、辛気臭い、気遣い、気が気でない、気候、換気、寒気、疝気、気持、気味が悪い、気ちがい、気を遣う、気難しい、気分がいい・・・。
4)「すべてのものに名前がある!この発見こそがヘレンケラーとサリバン先生の物語のスタートである。
5)人類の最初の疑問の「な;何?」の答えは「な;名」である。
6)「と」の秘密。「どこでもドア」のドラえもんの扉は日本人の独特のものである。西洋のドアは閉ざすもの。日本は別世界につながるもの。
7)「つき」;「つ」は丸いという意味。「つつ」は丸いが続くから筒となる。「き」は「奇」で、奇妙な動きをする意味。ですから、古代の日本人は「月」を丸くて奇妙なものという意味で「月」を「つき」とやんだのです。「つみ」;神様を包み(丸く包み)見えなくする。「うみ」;神様を産み出す。「みず」「み」は「かみさま」の「み」。「ず」は歌舞伎での襲名のお披露目に「すみからすみまでズズズートお願いもうしあげまする」と使われるように、「ずずいーと」の隅々まで広がる意味の「ず」で水がすべての命の隅々まで浸透する命の源である。「ずうずしい」は「すべてを占領する意味で「図々しい」という。「なみ」;「な」は「みんな」の意味,すべてが神様。神道の真髄は人間やすべての存在はご神体の鏡に映る幻影であること。「みな」は神様(波動)がすべてを作るという意味。
8)「ことば」の意味と顔の器官の名前(みみ、め、くち、はな)(きく、みる、はなす、こきゅう)
9)赤ん坊はどうやって日本語を学ぶのか?四カ月から母の模倣をはじめる。11ケつきから口の開け方を見ても模倣す。母は子供の言葉を繰り返し何度も同じ言葉を話しかける。11歳までの成長。「おかあさん」「か」が発音できれば日本語は上手くしゃべれる!「かきくけこ」の秘密。
10)老子が究極の存在とした「道」の発音の違いを読み解く。「どう;音読み」と「みち;訓読み」の違いこそが中国語と日本の違いである。『み』は「身、中身、本質、つまり神様」、『ち』は神様のエネルギーをつたえるもの。「みち」とは『み』は未、未だ到達しない。『知』は神の知恵。「みち」とは「神の知恵につながるけれども永遠につながらないもの」という意味も含まれる。これを音読みで「どう」と発音すると、全く意味のないものになる。

大和言葉の音にふくまれる陰陽のすごさ
駄洒落や俳句の文化は音にさまざまな意味がある日本語でしかできない。
「か」神、感激、感謝、感動、感涙、華、貨、果、火。枯れる.涸れる。下、過失、過去、過福、寡 かんしゃく。アイヌ語では『カムイ』「か」が発音できれば日本語は上手くしゃべれる!「かきくけこ」の秘密。
「き」;目に見えない神様の知恵・エネルギー。気、息(いき;威・神様の気)、希望、期待,機会、貴重、聞く、薬が効く(気が来る)、鼻がきく。気をつなぐ;絆(きずな)。危機,遺棄、奇妙、奇怪、厳しい、きつい。
「く」倉(いのちの根;イネを蓄える尊い場所),神様、蔵,来る、食らう。暗い、苦しみ、苦難、苦心、苦労、くず、苦悶。クネはアイヌ語で『暗い;黒』、クリは『霊・陰;暗い』

参考;韓国の済州島の巫女たちが籠る洞窟や建物を「クィ」と予備先祖入れするお祭りも「クィ」という話が呉善花先生の本に載っていた。朝鮮族も同じ発音で神を表現していたのかもしれませんね。


「け」ものからエネルギーが出る有り様。気(け);神様のエネルギー、毛、華、景色。もののけ、化身、けもの、お化け、化粧、仮病、けしからん、消す
「こ」孤高の神さまを意味する。呼吸;神様を吸い込む。神神しい(こうごうしい)来、如来、子;子供は神様から授かりもの、鼓;鼓舞する。個;個人、孤;孤独、故;物故者、児;孤児、誇;誇張する、小;小物、古;古物、故人,姑;姑息。去;過去,虚;虚空、誤;誤解。
「あ」吾(あ)、安心、安全、安泰、安定、集まる、慌てる、哀れ,憐れ
「は」最初に産み出すもの。命を繋ぐもの。母、発芽、発心、初心、始め,晴れ、波;波動、覇;覇権、派;派生する。破;破たん、破門、破滅、破裂、端っこ。箸(はし)
「ち」神様の尊いエネルギーを運ぶもの。乳、父、中;中央、地、;地球、大地、知;知識、英知、智;知恵、血;血液、値;値打ち,価値。稚;稚拙,遅;遅刻、痴;痴漢、恥;恥辱、弛緩する。
「わ」和,環、輪、我、話。若い,和解、わくわくする、輪につながる。倭,侘しい。わめく。
「た」たのしい、たくさん、発つ,起つ、足す。大安、たいへん、たくましい、たのもしい、台頭する。建つ、立つ。他人、断つ,絶つ、頼む、たぶらかす、たわけもの。「食べる」は?「他が減る」こと。
「つ」丸い、つつむ、強い、続く、詰める、積もる、尽くす、綱;つな、罪、罪人、冷たい、つつましい、終の住い。アイヌ語『ツム』は強いを意味する。


「う」うまい、うれしい、うごく、うまれる、得;得る、雨。うつ、うらめしい、うっとうしい、埋もれる、憂い、憂う、膿み、倦み、内にこもる。先日、呉善花先生の講演会に出席しました。新しい本「受け身力の日本人」というタイトルの本の内容が講演会で披露されました。質問コーナーがあり、早速、質問しました。

「先生は『うけみ』という音に込めた日本人の言葉の意味をご承知でしょうか?」私の大和言葉の解釈から、「受け身」について、古代の日本人が受け身という日本語が誕生したか説明しました。会場から驚きと賛同のため息が聞こえました。

「先生、『う』は生まれる、『け』は何かが生じるありさま。例えば、お化け、もののけ。『み』は神(かみ)、中身、本質。『受け身』という音には「神様の有り様が生まれる」意味があるのです」

日本人は何事も、受け身姿勢にこそ神が宿るという美意識と認識をしています。すべてが見えない大いなる力が自分の中の神様に働きかけてそうさせていただている。例えば、日本人が結婚式で司会者がこういいます「司会をさせていただきます私は新郎の友人で○○といいます。」日本人以外の外国人なら「私が司会をします○○です」という表現をします。
また、すべての行為「「泥棒に入られました」「家内に逃げられました」というようにすべてを受け身系で表現するのはそのためです。泥棒であさえ、受け身言葉で表現すると、自分が油断したために泥棒さんが家に侵入したというニュアンスが生まれます。他者を一方的に非難しない、追いつめない表現方法が受け身言葉です。『妻にもいろいろ言い分が有るだろうという自分にも落ち度が有るというニュアンスがこの表現には含まれます。「受け身」で有ることが、すばらしい生き方で有ると信じています。しかし、呉先生の指摘されるように、受け身は実は次の展開では攻めになる行為につながるのです。柔道は半年間、受け身ばかりさせられます。受け身こそ命を、自分を守る技術なのです。生き延びれば勝てるチャンスをつかむことができます。身を守ることにこそ日本の武術の極意が有ります。ご先制はこの『受け身力」こそ日本人が災害から復活する原動力になると断言されました。私も受け身言葉こそ老子的な表現だと思います。すべてが陰と陽がつながるのです。受け身が最大の攻撃になる。矛盾しているようですがそうなのです。良寛さんが地震で被災した友人に当てた手紙に次のように書き残しました。
「地震に遭うときは遭うほうがいい。死ぬときに死ぬのがいい。それこそ災いから逃れる妙法である」

柔よく剛を制す。これも受け身力。
戦わないことが勝利する最短の道である。

武蔵も人を殺す剣術を突き進めて、人を生かす活人剣を編み出しました。

老子は「敵を倒そうと思うなら相手を強くしなさい。敵から奪おうと思うなら敵に与えなさい」と述べています。

「え」得る、獲、餌、柄、恵、会得、栄光、栄華、枝、壊死、
「や」やさしい、約束、役目、やつれる、辞める、病める、野蛮、止める。
「と」戸(場所と場所をつなぐ)、都、富む、尊い、賭;賭博,屠殺、止める。
「い」威,畏、偉人、大いなる力を持つ神様の意味。意思、医者、意思、異人、夷、遺失物、簡易、
「お」御(尊いありさま),押す,雄、押し出す意味(おちんちん)。尾根、恩、恩人,温、温度,穏、おだやか。怒る、怨、怨念
「ひ」「ふ」「み」の謎。呼吸の始め123.
「ひ」ひとつ、宇宙にひとつの存在;神さま。人(ひと);神とつながるもの。日、太陽、火、ひじり;日知り;聖人。ひがむ、否定、非;非難,非人、悲感、避難、        批評、否認,避妊, 「ひのもとのひと」;神のもとで生きる人と「日本;にほん」の違い。
「ふ」冨、富裕層、ふくよか、福、夫婦。ふたつ。腐、不倫。不正。
「し」しやわせ、子、至福、始業、師,資質、資金、志。死、屎尿、自、使用人、私用、支、仕分け、仕事、しんどい。試練。「シ」はアイヌ語で大便。おしっこ。
「ね」値。値打ち。妬む、嫉む、寝、根、「寝ると起きる」根の国にいく。
「はたらく」とは?周囲の人と楽しむとい意味。
「ま」これこそが自然界の神の法則である。水中とブラウン運動。気体と直線運動。間,真面目、あそび。魔性、魔術、悪魔、魔性、摩訶不思議、
「み」身、御、見,美、御、本質、神様、未完成、未熟、
「む」夢、武、霧、任務、むつましい。 難しい、無、無理,無垢、無駄、むかつく、むなしい。
「め」愛でる、褒める、芽、目,雌,召し上がる。聡明。召す。窪みという意味、受け入れる。迷惑。滅する。酩酊する。面倒くさい。滅亡。
「旅;たび」の意味。「他人の火でたべものを賜る」と旅団(軍隊)
「さ」最適、最高、最大、才能、最長、再起。幸い、さすが。さびしい。寒い。差がつく、差別、災難、さ湯、さめる。さもしい。
「し」しやわせ、子、至福、始業、師,資質、資金、志。死、自、使用人、私用、支、仕分け、仕事、しんどい。試練
「す」素、巣、棲、棲家、素敵、すばらしい、すごい、すざましい、すこし、素顔、すみ。
「ず」ずーいっと、(隅々まで広がる、つたえる:歌舞伎のセリフで『隅から隅までずず、ずーいっとお頼み申し上げます』)ずうずうしい(全部占有するので)、図にのる。自ら(みずから、自分、我)ずるい、ずるがしこい。『水;みず』神は自分である。そして、神様の威光を隅から隅まで伝達する役目がある。
「な」名、なかま、なつかしい、なじむ、鳴く、泣く、無くす,謎、難、何
「ら」等(僕ら;たくさん、複数)、樂、等;平等、裸体、落胆、羅列、乱;混乱、乱雑。
「未来・今・過去」はなぜ「みらい・いま・かこ」なのか?「みらい未来;いまだ来ていないたくさんの今」「いま今;威・(神様のいる)時間」「かこ;過ぎ去った神様」
結論;日本語は目に見えないもの(陰)と目に見えるもの(陽)を合成して文字化する世界で初めての文字文化を形成した。言霊;日本語の一つ一つの音に神様の有り様が含まれている。その音には明るい陽の波動と陰の波動がある。我々は毎日を明るい陽の言葉の波動をつかうと、鏡である我々の体(からだ;多数の神々できた容器)にある神様と共鳴して明るい幸福な人生を全うできる。
大和言葉のルーツは蝦夷、アイヌ語である。アイヌ語で霊を表す言葉はカムイ・ピト・タマ・イノッ・クル・ラマットの6つである。大和言葉では神・人・魂・命・倉(尊い稲イネ;いのちの根を保管する空間)・ラマ(大命らま・チベットのダライラマ?)アイヌ語の食べもの;マメ(豆)・アンズキ(小豆)・エモ(芋)・ピエ(稗)・サケ(酒)・パシュイ(箸)・パチ(鉢)・ピツ(櫃)・ぺラ(へら)・オト(弟)・ツム(強い)など。カミは大きな霊力をもつ狼,雷。東北に伝承される神代文字は蝦夷の人たちの文字かもしれない。
「名前」をつけることが学問。たくさんの名前を知っていることが知識人。しかし、本当の知識人とは?自分の無知を知る人である。
神道の極意は「ち(中)ゆう(結う)よ(様)」に生きる。陰陽のバランスのなかに、つまり、陰の陽と陽の陰にいきることである。
二宮尊徳の歌『この秋は、風か嵐かしらねども、今日のつとめの草をかりなむ』
北原白秋の歌『バラの木にバラの花さく、なにごとの不思議なけれど』
「ありがとう」の反対語は「あたりまえ」普通の生活こそが有り難い。
人間は『鏡』である。自分が変われば相手が変わる。相手は自分を映し出す鏡である。「かがみ」の我を消すと、神になる。
すべてのもの、鉱物・植物・動物・人間に神が宿っている。それが「気」である。もっとも尊いものは「水;みず」である。「海;うみ」は み:神、いのちを産み出すという意味がある。
17世紀の福岡藩の創設者である黒田如水は「水訓」を子孫に残した。『水は柔らかいが、岩をも押し流す力を持つ。常に下にむかい前進する。器にあわせて姿やかたちを変えても己を失わず。あらゆるものに恵みをあたえても謙虚に誇ろうとしない。出会ったこの世の汚れを自ら取り込み、清濁あわせのみしかも清らかさは変わらない。やがて、水は海へ流れ、太陽の光を得て、清浄な雲となり、天に戻り、風にのり、山に戻り、再生循環する。
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by masashirou | 2011-05-23 10:38  

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