老子から新しい年を迎える人へ伝言 (2)

私が、影の宇宙(あの世)と陽の宇宙(この世)の関係を類似したシステムで説明したいと考えたこのタイミングで、「アバター」や「サロゲート」のような映画が相次いで公開される事にシンクロ二ティを感じます。

とくに、左右の視差角度我異なる映像にシンクロして眼鏡のシャッターが反応する3D電子眼鏡を使い、長時間鑑賞する3D長編娯楽映画「アバター」は、人類が製作した映画の歴史の中で、わずかに、36日で、歴代一位の18億ドルの売上げを達成した作品です。まさに、バーチャル時代到来を予感させます。ちなみに、歴代の売上げ第一位の映画は同じ監督ジェームス・キャメロン監督の製作した「タイタニック」でした。ちなみにこの同じ売り上げを達成するのに1年6ヶ月の月日を要しました。そのことから考えても、この映画が人類史上最大の興業成績を残す映画となることでしょう。人類の思想を変えるほどの映画は、既存の権力を保有する人たちには脅威となります。

現実にアメリカでも映画「アバター」の上映禁止の動きが出ました。
彼らの反対の理由は以下の通りでした。

反キリスト的である。アメリカの海兵隊に似た軍隊を悪者として描いている。
神の命の木を敬う自然崇拝思想はキリスト信仰を否定する危険な思想である。

森の神々が宿ると信じていたドイツのゲルマン民族にキリスト教を布教させる時、キリスト教徒は神聖な森の木々を伐採して見せた。もし、森の神々がキリスト教のイエスより強いのならキリスト教徒に罰を与えるはずであるとゲルマン民族に語った。木々を切り倒し、森を消滅させたキリスト教徒は無事だった。ゲルマン民族は森の信仰を捨てた。ドイツ守護の聖人ボニファティウス(680年~754年)は8世紀にドイツ中央部のヘッセン地方全域のゲルマン人の信仰を集めていた御神木の巨大な樫の木を切り倒した英国生まれの宣教師です。カトリック教会にとって自然崇拝は敵なのです。

そんな記憶を呼び起こすとアメリカのキリスト教徒は反対したのです。誠に愚かしい偏狭な考えのアメリカのキリスト原理主義者達です。ブッシュ大統領や彼らが世界第二位の石油生産を手にするためにイラク戦争や大麻の生産販売を手にするためにアフガン戦争、その戦争に大義を与える自作自演した911テロ事件を起こしたのも異教徒を根絶やしする偏狭な考えからです。

2010年のビッグサプライズとして、現在、アメリカの裁判所で、911テロ事件の遺族から訴訟されている911テロ事件の首謀者としてブッシュ元大統領は、オランダのハーグにある国際高等裁判所でも、大義無きイラク戦争の戦争犯罪人として裁かれるという話題がささやかれています。それほど、アメリカの国際的な信頼は経済も政治も失墜してしまいました。
次の覇権国といて噂される中国でも上映禁止の動きがありました。チベットやウイギル族の弾圧をイメージさせる反中国的映画だからです。先週から中国ではアバターの映画の一般公開が政府により大幅に縮小されました。
私は、次のような例え話しをします。
「地獄は様々な針や血の池などバラエティのある地獄絵が古来、描かれていますね。私たちは、天国の住人向けの「パッケージ地獄ツアー」に参加しているのです。皆さん、この世は「地獄」とよく言われるでしょう。この地球は、弱肉強食の原理が支配する地獄ゲームサイト(物理宇宙)なのです。地獄の中で、肉体(アバター)を駆使して愛しあったり、殺しあったりしながら最終ゴールをめざすのです。ゴールはもちろん、参加者全員で、地球を全ての生き物が助け合う、戦いのない平和な「天国」に創り上げて終わるのです。

我々が人間として誕生した目的は、自分が幸福になるため、そして、本当の幸福とは自分と同じように、他人が幸福と感じられる平和な理想の楽園を地球上に創造する事と気づく事なのです。そのために生きているのです。お金や名誉や地位を求めるために誕生したのでは無いのです。

ビックバンは、神々が「永遠の孤独と退屈」を癒す為に起こしたのです。

映画「マトリックス」の描く世界観のように、我々は宇宙コンピューターのサイバー空間に住む住人なのです。ですから、例え、戦争や病気やけがで死んでも「孤独」よりも楽しいから、また様々な精神状況を体験し、学ぶためにたくさんの神々がこの世で人間として誕生しているのです。

そう考えると、せっかく、遙か未来からこの世界に来たのであるから、地球を天国する素晴らしいゲームに参加しましょう。そして、ゲームですから、まず、リラックスして、生きることを楽しみましょう。

このような観点を持つと、全ての景色や動物や植物や、人間をみると、全ての物が愛おしく思えてきます。何で、君はそんなアバターを選んだの?とか、何で、ブルドッグのアバターで参加しているの?とか思えてくるのです。よくミミズを選んだねぇとかすべてのアバターの裏側にいる神さまたちに声をかけたくなるのです。「ミキシィ」の中で、自分の写真ヤイラストを「豚」にしたり、「花」にしたりしていますね。あれと類似しています。昔の日本人が石や木々や風や草などにも「仏や神」が宿ると信じているのは、正しかったのです。
「死」とはアバターを抜け出して、元の場所、神さまの宇宙に戻ることなのです。

やっと生きること死ぬ意味が分かりました。我々は宇宙の中にいます。その宇宙は各自が脳で作り出した世界です。1人1人が自分だけの宇宙の中にいるのです。自分が幸福になるためには、自分が幸福と思わない限り、なれないのです。自分が幸福の状態、つまり自分が自分であることに満足であるためには、老子は2500年前に次の言葉を残しています。「知足」。足るを知る。同じ時期にインドに誕生した仏陀は涅槃にはいる直前に説いたお経「仏遺教経」で、「吾唯足知」というこの言葉を残しました。同じ二つの言葉は、偉大な宇宙情報バンクから知恵からの最高のメッセージであると思います。

講座3.微差力と老子
斉藤一人という個人納税額が1993から20年近くで200億円という記録保持者の「微差力」という本が売れています。一人さんに言わせると、宇宙の仕組みは全て微差が大きな違いを生み出すように出来ているそうです。オリンピックの水泳の100メートル競技や100メートル短距離走競技での金メダルは第2位の銀メダルとの差は0.001秒単位の差で大きな名誉の差が出来ます。金メダルの優勝者は大きく世界中で報道されますが、第2位の銀メダルではすぐ忘れられます。ゾウリムシと人間の遺伝子構造レベルの差は数パーセントも有りません.また、凡人と天才の差も遺伝子構造レベルでは0.001%ぐらいです。しかし、大きな差がでるのです。「微差力」の本のなかに日本一の山に登頂した男の話があります。1.5メートルの脚立を持って富士山に昇り、ユーチューブ動画をとった男の話です。彼こそ日本で一番高い場所に立つ男として有名になりました。その差は1.5メートルの脚立を持って登頂しただけです。今年、福岡県の小さなゆずの調味料企業が大ブレイクしています。ゆずのペースト状だと料理に使いにくいという主婦からのクレームからヒントを得て、液体状にしたゆずの調味料が世界7ヶ国で発売され、6.5億円の売上げになりました。大きな評価や富をもたらすのは「微差力」を知る人なのですと一人さんは言います。老荘思想の神髄はこの微差力を知ることです。陰を陽の種とみる.それだけです。その視点を少しだけ変えるだけで人生が大きく違って見えてきます。



哲学はすべての根本です。ここさえしっかりしていれば、身近な生活も、社会生活も研究生活も営めます。これからも皆様が絶望に陥った時、また深く落ち込んだ時に、ひょっこり「どうしたの?」と言いながら、「それでいいんだよ」と励ましてくれることと信じます。教育の目標は各人が「この世に生まれてきてよかった」「自分は幸福だ」と感じる基本的な感受性を持たせることだと思います。私は老子と遭遇してからも、さまざまな辛いことが山のようにありましたが、常に「自分はまだ、幸福なほうかも知れないと思いながら、生きて来ました。有難いことです。今日、偶然にも、ある人から、世界で初めて無農薬のリンゴ栽培に成功したベストセラーの「奇跡のリンゴ」の作者である木村秋則さんの第2冊目の「すべては宇宙の采配」という本をいただき、読みました。
その中に、大事な目に見えるものや地上に出ているものだけではないんだ」
「目に見えているものだけを見ていては、本当の事、真実は分からないのです。それは無農薬、無肥料の自然栽培にかぎったことばかりではありません。人間もそうです。大事な事は目に見えない部分にあるのです」

私が皆様にお伝えしたかった事はこの言葉だと思います。同じような言葉は、サンテグジュペリの「星の王子様」という童話にも出てきます。

「目に見えないものを見る力」
「闇の中に含まれるメッセージ」
「表に出てこない真実を探求するこころ」
「陰陽の相互依存関係を見抜く眼力」
「マスメディァを疑い、検証する能力」

ぜひ、以上の5つの能力を講義から学んでいただきたいと願っています。


昨年、師範塾という日本の歴史を学び、教育の現場で日本の教育を考える塾の一受講生として、「陽転思考」を提唱されている小田全宏先生の講義を受講しました。日本では江戸時代から、教師は論語を中心に教えるのが教育という風潮がありました。
老荘思想的な「陽転思考の教育論」がこの師範塾で聞けるとは驚きました。講義は楽しい愉快な笑いの絶えない、大変ユニークで、興味ぶかいものでした。小田先生の「陽転思考」には深い陰の世界が前提にあるという認識から、あえて、「プラスの面に意識を積極的にシフトして生きよう」という陰陽の原理を理解された上での「プラス思考」の勧めでした。

半分の水が入ったコップの水。その事実をどのように考えるか?
一人は「もう半分しかない。」
もう一人は「まだ半分もある。」
後者の考えをもった宇宙飛行士が砂漠に不時着したとき生き残ったというお話をNASAの偉い人から聞いたと先生は話されていました。
「サムシング・グレート(道)」という存在は、せっかく誕生した生き者を少しでも、長く生存させるために思考プログラムを「危機を予測し、危機を回避する」の優先モードにしてこの地上送りました。
ですから、小田先生が言われるように、我々が身を守るために、まず危険やマイナスのことを思い浮かべるのは当然のことです。
我々は常に、そのマイナス情報を知った上で、よりよい判断をするために、「~だから~できない」「~はよかったけど、~はダメだ」という否定語から「~だけど~できる」という「陽転思考」で、とりあえずゼロベースにする必要があるのです。
先生は「人間は資質と考え方で決まる。資質の差は多くて2倍。考え方は数千倍である」
「考え方で人間は大きく変わる」とお話されていました。最後に私が質問しました。「先生はタオの道を歩む人ですか?」すると、先生は笑って「そうです。道を楽しんでいます」とお答えになりました。タオの人は気さくで決して威張りません。いつも愉快で楽しそうです。彼は音楽家で有名なフルート奏者です。音を楽しむ。人生を楽しむ。人生の達人です。

たしかに、哲学、どのように考えるかで、同じ人間でも凄い違いがあるのです。

この世界には、二種類の人間が存在しています。常に自分に無いもの、足りないものを数えて生きる人間と、常に自分に有るものを数えて生きる人間です。『有難う』という言葉を素直に言える人間は、後者の人間です。彼らはいつも『幸福』になれますが、前者のいつも自分に無いものばかりを考える人間は、人生に一度だって幸福を感じることができないのです。

さて、どのように陰と陽を対比させて、どちらの道を歩むべきか?
老荘的に考えますと、正解はどちらの道を歩んでもよいというのが正解です。
それは「無用の用」の原理があるからです。ある時はあえて「道」をはみ出さないと「道」が見えない時もあるからです。
たとえ進むべき道でない道を選択したとしても、決して無駄ではない。その経験がきっと次の選択の際に役に立つかも知らないのだからです。
しかし、私は、どちらを歩んでもいいのなら、たとえ失敗しても、自分が好きで、わくわく出来て、楽しい、幸福と感じられる道を選択しようと思います。
宇宙原理は「陰と陽」が渦を巻いています。
つまり、人生は混とん、カオスの世界。しかし、同時にある法則で秩序ある世界なのです。運命はあらかじめ定まっている。しかし、同時にカオスの論理も深い闇の中に隠れています。
だからこそ絶体絶命の状況でも強くプラス思考で運命が陰から陽に一瞬に変わるのです。陰の中心に陽へ至る通路(陰の陽)があるからです。
小田先生が「人間が今、暗い予測をしていることの90%以上が実際には起こらないことを心配しているのです」
そのようにお話しされていました。
テレビを見ていましたら、医療小説を書いたベストセラー作家が小学校に出かけて授業をする番組がありました。彼の言葉が深く心に残りました。
「人間の臓器の働きを知れば知るほど、人間が生きていることが奇跡的な完璧なシステムで支えられている事実に驚愕する。生きている人間は、それだけで、すでに凄い存在。だのに、その上にわずかに、積み上げる学歴、名声や名誉、お金や美容、才能など積み上げて、自分のほうが上だとか下だとか気にして生きている。」

「足るを知る」とは、この認識を日々の生活に毎朝、毎日、再確認できるかどうかで一日が全く異なるのです。
教育には論語的に、社会生活を秩序に従い暮らすことができるようにさせる人間教育。(陽の教育)
老子的に天や道と人を直接つなぐ、本質的な人間が自由で、人生は楽しむためにある。そして、自分と他人は、自分を取り巻く世界の生きとし生けるものすべて、命がないと思われる岩やや海や風や木々や星や太陽や月なども、深いところで本当は同じ道でつながっているという教育(陰の教育)
私はどちらも東洋の知恵、日本の知恵だと思います。
本当に偉い人は馬鹿に見える。本当に大きい音は聞こえない。
本当に大切なものは見えない。
老子を学ばれた皆様が表に見えないものの価値を見極める英知を友人として今後、生きられ、最後の日に、「楽しかった・・・・」という言葉を残して、新しい世界へ旅立たれることができますようにお祈りしています。

今この世界はこの4次元の世界しかないという基本的な考えですべての価値が支配しています。
皆様に朗報があります。2009年11月27日、巨大な量子加速装置の実験が再開されて、成功のニュースが飛び込んできました。日本ではほとんど報道されませんでしたが、バチカンを始め欧州の宗教界では、大きな波紋を呼んでいるそうです。
実験は二つの陽子を高速で衝突させて巨大なエネルギーを確認する実験でした。その結果が世界中の量子科学者を驚愕させました。
エネルギーが発生せず二つの陽子が消滅し、5次元の世界に移動したのです。
人類が次元の異なる世界があることを初めて確認したのです。
老子的にいえば、我々が住む物質が存在する陽の世界のほかに陰の世界があることは当然のことです。講義であの世の世界、陰の世界があるのかないのかやがて解明されるだろうというお話をしました。これからこの事実認識に基づいて、すべての哲学、宗教、幸福論、宇宙工学、経済学、貨幣、国家観などが見直されることでしょう。
今世界中で起きている変動は、16世紀から起きたスペインからオランダ、オランダから英国、英国からアメリカ、アメリカから中国や日本への覇権国の移動による混乱、また、大きな歴史サイクル800年周期の西洋から東洋へ移行でもなくて、もっと大きな人類史上でも最大の精神世界のパラダイムシフトの最中に我々は生きているのかもしれません。そんな大きな変革時代にふさわしいのが老荘哲学であると確信します。

最後に新しい年2011年が皆様にとって、すばらしい年になるようにお祈りします。

ありがとうございました。

白木正四郎。
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by masashirou | 2010-12-17 14:32  

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