タオ

講座4.5次元世界と老子
いま、3D映画「不思議な国のアリス」が評判です。この童話は幼い頃に宇宙物理学者として有名なリサ・ランドロール博士に大きな影響を与えた童話です。この世に別の次元に繋がる世界がある。これは、5次元世界の存在を解明する強い動機になりました。
我々の住む4次元世界の周囲を5次元世界が包んでいる。

そして、巨大な5次元世界宇宙には、我々の住む4次元世界に似た宇宙世界が下の画のように無数に存在する。アリスの訪れた不思議な国とは次元の違う宇宙空間であるかもしれません。
リサランドール博士の表した5次元世界の方程式は非常にシンプルで美しい。




今年中にスイスの山奥にの地下100メートルの巨大な素粒子衝突実験装置で、で5次元世界の存在が実証される。



2009年11月10日、スイスにある欧州合同素粒子原子核研究機構ある巨大な地下100メートルに建設された全長27キロメートルの素粒子加速装置実験が開始された。質量を創出すると思われるヒッグス粒子を発見することを目標に、大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を稼働しました。実験では、水素の原子核である陽子をほぼ光速まで加速させて衝突させ、そこから生じる膨大なエネルギーがから誕生する未知の素粒子であるヒッグス粒子とブラックホールや宇宙の96%を占めるというダークマター(未知の暗黒物質)を確認します。この実験は、ビッグバン直後を再現する状態をつくろうとする実験なのです。ハーバード大学の女性理論物理学者リサ・ランドロール博士が主張する「ワープした余剰次元理説」から導かれる5次元世界の存在が証明される実験とも期待されています。ヒッグス粒子はどこにでも存在するもの目には見えないため、「神の素粒子」と呼ばれている素粒子です。
膨大なエネルギーがヒッグス粒子に当たって抵抗が生じることにより質量が生じます。
27日、陽子同士の衝突実験は成功しました。予想されたエネルギーと陽子と反陽子が確認されましたと公式に発表されました。しかし、ある情報筋からは、予想された全くエネルギーが発生せず、発生した未知の素粒子が4次元世界からリサ・ランドロール博士が主張する5次元世界へ移動したとも伝わっています。我々が住む4次元世界と異なる高次元の世界が確認されたのです。

この実験がすべて、成功すると、宇宙誕生の謎が明らかになり、物質が生まれた謎が解明され、我々の知らない未知の次元の宇宙が証明されるのです。
2010年はいままで、人類の未知の世界が解明される第一歩の年になるでしょう。

その時、バチカン教会を頂点とするカソリック教徒に与える衝撃は計り知れないことでしょう。
しかし、老子や仏陀の哲学を知る日本人だけは普通の事のようにアリスが体験した多重宇宙の世界観を受け入れることが出来ます。

講座5.右脳の世界
ジル・テイラー博士は今年、「奇蹟の脳」という世界的ベスト・セラーの本を出しました。彼女は八年間の間あの世の世界の映し出す右脳が描く魂の目から地上世界を過ごす体験しました。その八年間の不思議な闘病体験を本に書きました。彼女は脳卒中で左脳の機能が停止しました。

彼女もハーバード大学の脳機能学者でしたが、自ら右脳が描き出すあの世の世界から見たこの世のエゴと孤独と不安と争いに満ちた左脳が描き出す世界を克明に分析しながら右脳と左脳の役割をベットの上でただ一人、研究を続けます。

左脳の回復する治療を受けながら、とうとう八年後、見事に完治して脳機能学者として復帰します。右脳の世界では宇宙意識とひとつになり全ての存在と繋がり不安がなく平和な自分がいます。正確には自分という自我がなくひとつの世界で時間もなくただ今の景色があるだけ不思議な世界です。しかし大変退屈な世界です。

改めて彼女は肉体を持ち他者と分離して自我をもちながら生きる意識を与える左脳に感動します。自我があるからこそ他者という意識が誕生して繋がりあう喜びが味あえることに気がつきます。

左脳が自分に空間意識と時間意識を与えてくれます。空間意識から五感を通して自分の空間が特定できます。そして、初めて他者の存在を認識することが出来るのです。また、時間意識が過去や未来を特定するのです。人間の苦しみは過去における後悔の念と未来における不安の念を生み出し、人間を不幸にしていることに気がつくのです。右脳の世界には今、現在という時間しかありません。つまり、人間に苦しみを与える時間が無いのです。死んだら平和なあの世の右脳の世界に戻れる。だからこそ地上のこの世で肉体を持ち自我という意識を得た喜びを彼女は深く理解します。人間の顔に素敵な笑顔が現れるシーンを注意深く見ていましたら笑顔は必ず他者との繋がりのタイミングで現れています。人間は右脳と左脳が相互扶助しながら生きている存在である。

右脳は全てがひとつの存在と意識させ、左脳は全てがバラバラの存在と意識させる。人間はその矛盾が交錯する意識を楽しみながら生きている存在。この世に生まれる時、バラバラの存在であるという意識をクリアしてひとつの存在であると理解する困難な楽しい旅にでることです。笑顔は人達の魂が繋がる瞬間に存在するのです。人はこの世でつながりを求めてあの世からやって来ているのです。

「奇跡の脳」を読み終えてから、「全脳力」と「ツインソウル」という、二冊の本を読みました。全てが同じあの世の世界を、つまり、右脳の世界を体験した人間の経験が描かれているベストセラーの本でした。今年の1月1日に書いた私のブログの醤油屋龍馬白木正四郎のブログの「アバターと老子」の中で思いつくまで書いた同じ内容が書かれてあり驚きました。まるで、同じあの世の世界の図書館で同じ本を見たようです。唯一異なるのが、私が太極図からこの世を4つの世界が支配していると書いてあるのがユニークなアプローチとして違いがあるくらいです。

シンクロニシティ、つまり共時性の不思議さを感じます。
老子的な哲学がどの本にもかかれていて、老子が読めば、「その通り」とおっしゃるはずです。
右脳はあの世、5次元世界、精神宇宙を支配するコントロール装置です。左脳はこの物質世界を支配するコントロール装置です。偉人症候群、サヴァン症候群の人はあの世の存在規範で生きている人たちです。ですから、地上の世界ではうまく生きていけない人たちです。しかし、瞬時に本の内容を暗記したり、語学を簡単に習得したり、複雑な計算を正確に行います。目で見た映像を正確に、精密に絵画に描くことが出来ます。また、カレンダーの曜日を瞬時に言い当てます。右脳、あの世の我々は凄い能力を持つ存在です。すべてが映像として、なんのプロセスも必要としないで、つまり、時間が無いのでプロセスという時間経過というシステムが無いのです。全てが、瞬時に右脳に映し出されます。左脳が地上世界で肉体を伴う自我としてうまく対応するために、この右脳の素晴らしい能力を抑止しています。少しだけ左脳の世界から自由になるだけで、我々は超能力者になれるのです。しかし、この物質世界で超能力者として生きる事にはリスクが伴います。さまざまな苦難やある時は殺害されるような危機に遭遇します。

ですから賢人は愚かなふりをして地上の人に余計な不安を与えてはいけません。我々が死ぬと5次元世界の住人となります。そこには自我の境界がぼんやりと、なっていて時間や空間を超えて、どこまでも大きな世界に繋がる自我がいます。私たちは今という時間にしか生きていないのです。ですから、過去の時間に含まれる後悔の念や、未来の時間に含まれる不安の念が全然ありません。ですから、心は常に平安です。空間認識が無いと言うことで、他者と自我を区別する認識がファジーになっている幽体(陰の陽)の世界ですから対立や他者との軋轢や争いも有りません。

人間、お釈迦様は、人を人と人の間、つまり「人間」と呼びました。幸福は人と人の間にしか存在しないのです。

日々感謝。一日一日、「足を知る」生き方をするだけで「悟り」はもういいと考えて、生きたいと思いました。
講座5.脳科学と老子
今年も脳に関する新刊本は次々とベスト・セーラーになっています。
中でも、イタリアのパルマ大学のリゾラッティ博士たちがマカク猿の前頭皮質の運動皮質F5野に発見した話題のミラーニューロンという脳細胞が凄い。この細胞は他者の行為を、見たり聞いたりしただけで、あたかも自分が行為の主体者であるかのように脳が反応する細胞です。他者を『陰』、自己を『陽』とすると、この細胞こそ『陰の陽・陽の陰』の自他・陰陽を繋ぐ脳細胞といえるでしょう。

この発見は、自己と他者の認識を世界的に変革する力を持っています。生命観を一変させた細胞学のDNAの発見と同じくらい脳科学分野での世紀の発見だと言われています。

私が本を読んで、感動した言葉を書き出します。

「全ての現象、存在、意識は脳が作り出したイリュージョンにすぎない」
「身体の60兆の細胞は常に死滅再生を繰り返す。しかし、1000億個の脳細胞は再生しない。死滅するのみである。これは、自己をいう個体の意識と記憶を維持する為である」
「人間の60兆個の細胞の中に、他者のDNAを持つミトコンドリアが一つ一つの細胞の中に、2000~3000個も共生して、細胞に酸素から得られるエネルギーを与えている。どこからが自分でどこからが他者であるという区別はミクロレベルでも付けられない」
「脳はつねにゆらぎの状態にいる。新しい発明や発見はゆらぎの中から誕生する」
「脳は全ての情報を曖昧な形で認識する。曖昧だからこそ次々と変化する状況に対応できる」
「女性のミトコンドリアは授精の度に受け継がれるので、それをたどれば16万年前のアフリカの1人の女性に行き着く。その女性を『ミトコンドリア・イブ』と呼ぶ」
「動物脳と呼ばれる生存を司る古い脳は人称が理解できない。他者を攻撃した言葉を自分という人称が理解出来ないので、自己への攻撃と記憶し、ストレスを抱え込んでしまう」
「脳内で行われている決定システムは神経細胞の先端部のシナプスに抑制と推進する効果の化学物質が同時に放出される。全ての決定が多数決の民主主義的なシステムで行われる。少しでも濃い濃度の方に決定されるのである。つまり、全ての決定のなかに最大49%の反対意見が包有されている。火事場の馬鹿力は抑制の物質が完全に0%になった時に信じられない力を筋肉に与える」
「人間は開放系のチューブみたいなものである。しかし、人間の脳は閉鎖系の袋だと錯覚している」
「人間の筋肉を動かす脳の細胞が人間の意志決定を司る脳細胞が発火する0.35秒前に発火している。肉体が心、意志をリードしているのだ」
「五感による認識は、脳が描き出した錯覚である」
「ミラーニューロンという鏡の機能をする脳の細胞は、自己と他者を繋ぐ、人間が社会との、つまり他者との関わりを持つための装置である」
「右脳の回角という部分は、自己が肉体を離れ幽体離脱させる脳細胞である」
「幽体離脱する脳の機能は、人間が自己を客観視して、社会に自己を順応させる脳のシステムである」
「人間が食べ物を食べるのは、宇宙では、全ての物質がエントロピー増大システムの中で、低エントロピーの食べ物を自己に取り込み、エントロピーを低下させる為の行為である。自己とは他者の存在が無ければ存在できない相互依存の関係にある」
「自己の範囲は五感により、ミクロ世界から宇宙のマクロ世界まで、拡大することができる。それは脳が全ての世界を確かな質感(クオリア)をイリュージョンとして創造しているからである」
「自我という意識は、脳細胞の80%を占める水が作り出している」など
興味深い解説が本に書かれています。

本講座を完全に理解された方は、これらの言葉の中に太極図の原理を見抜くことが出来るはずです。
老子と同時代を生きたインドの覚醒者仏陀の説く般若心経の「色即是空、空即是色の世界」です。

どれも、太極図の原理を理解すると初めて理解できる不思議な世界です。西洋的な論理的な世界観と異なる脳の世界が論述されています。

自己と他者を区別し、名前を付けるのが学問の世界です。しかし、老子は部分の総和が全体を作るのではない。生命は部分の総和を遙かに超える運動体であると言います。ですから科学的に部分を分析しても生命や宇宙の不思議な世界は理解できないのです。その観点から最近の脳科学という学問の限界も見えてきます。

事実、脳科学者自身が最近、解明したと思っていた脳の世界が、次々と新しい発見により、さらに不可解な脳の世界を拡大させたにしか過ぎないと嘆いています。
それは、講義で述べたように、最先端の宇宙科学が96%を占める理解不能な暗黒物質を発見した時に類似しています。
サムシンググレートに対する畏敬の念を失った哲学の裏付けのない科学的なアプローチは混沌が支配する迷宮の中に迷い込みます。

老子が言うように、自己と他者は深いところで繋がっている相互依存、相対的な存在です。近代において、自己と他者を分ける西洋的な概念は、個人の自由や権利を拡大させました。しかし、2008年、その弊害がサブプライム問題に象徴される西洋的文明を支える自己中心的な存在である人間観を信じたアメリカ文明の崩壊という形で現れたのです。我々は繋がっている。本当はひとつである。そう老子は根源的なつながりの深い世界を「道」と呼びました。仏陀は「空」と呼びました。「有ると言えば、無い。無いと言えば有る世界」「全ての存在は、形のないエネルギー、波動であるが、形のある物質でもある」「観察する行為で確率論でしか、そのどちらかに見えるかは分からない量子論的世界」「人生とは、死にながら、生きている世界」、これらの世界は、論理的な理解を拒絶する世界です。物質界の固定された意識、認識の世界にいる限りは到底、理解不能の世界です。


そこから飛び出して、人生の全てが奇跡的な美しい錯覚の世界であると覚醒すると、違った世界が見えてきます。

解脱する。悟りを開く。覚醒する。全てが空であると体感する。宇宙意識と繋がる。サムシンググレートと一体化する。

厳しい修行でしか得られなかった世界観が、脳科学の勉強を通して、手に入れる可能性があります。

その時、2500年前、ひとりの無名の老子が発見した太極図の世界こそが根源の宇宙真理であると人類が覚醒する日(2012年)は近いと信じます。

それらは太極図の陰陽の渦巻く、陰の陽、陽の陰が交互に繋がる不思議な世界です。

最近の脳科学の著しい進歩は、日本人が開発した機能的磁気共鳴画像fMRI装置の開発によるのです。将来、日本人ハードだけではなく、老荘思想を応用して、脳の不思議な世界をさらに解明すると信じます。
脳科学的な自己とは何かという認識が老子の世界観をより現代人に理解させる手段になると思います。
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by masashirou | 2010-07-01 18:09  

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