この世は不思議なことばかり

「百匹目の猿」という有名な話がある。ある島で、一匹の猿が芋を海水で洗って食べていた。塩味の泥のない芋の新しい味が猿から猿へ伝わる。次第に、その島の多くの猿たちに伝播して、ついには百匹の猿たちが海水で芋を洗い、食べるようになった。その瞬間、八〇〇キロ離れた島の猿が芋を海水で洗い食べはじめた。そうして、次々とその新しい習慣が遠く離れた猿の世界に伝播した……。
 また、発明家たちの間で、よく言われることがある。ある特許を申請しようと書類を提出した時、世界で同じ時期にまったく知らない国の人が同じアイデアの特許を申請しようとしているのだ。誰がその建物で商売をしても、うまくいかない。調べてみると、昔、その場所は首切りの処刑場の跡だった。また、自殺が多発する地域には、多くの人が吸いつけられるように、自殺するポイントがある。その場所は昔、少女が残虐に殺された場所であった……。
 ニューヨークに住んでいる人が犬に噛まれて保健所に届けられる件数は、一九五五年から一九五九年まで四年間、一日あたり七二・六件から七六・三件と安定している。統計を研究した医者は、まるでその数字に合わせるがごとく、ニューヨークの犬たちが人間を噛むのを止めるみたいであるという感想を述べている。
 世界中に、土地に棲みつく祟りの言い伝えなどの迷信が連綿と語り伝えられている。
ケンブリッジ大学のシェルドレイク博士は、時空を超えた宇宙の記憶バンクに様々な人類の行為の記憶が波動として集積され、その宇宙バンクに共鳴するような仕組みで歴史が繰り返すという仮説を提唱した。
[PR]

by masashirou | 2010-05-18 21:38  

<< 私たちの文明が進化の方向性について TAO >>