ミハエルエンデのモモ

日本の神社が大好きだったユダヤ人の童話作家ミハエルエンデのモモという作品がサブプライム問題以降さまざまな業界で再び注目を集めています。百歳の少女モモは人の心の奥底から言いたいことを聴く能力を持つ不思議な少女です。モモの周辺にはたくさんの子どもたちが集まってきます。日が暮れるまで楽しく遊んでいます。そこに灰色の背広姿の男たちがやってきます。男たちはモモの友達たちに無駄な時間を節約して時間銀行に貯金することを勧め契約をとり続けます。次第に社会はギスギスしたイライラした社会に変貌するのです。遊びさえもあらかじめ遊び計画を事前に立て無駄のない内容で子どもたちが遊ぶようになります。子どもたちから笑顔が消えてしまいました。そこでモモは一人で灰色の背広姿の男たちと戦う決意をします。時間泥棒の男たちから人たちの無駄な時間を取り戻す戦いです。次第に人たちは無駄な非経済的な無駄な時間の大切さに気がつき始めます。そんなモモの物語を今回の番組に登場する人たちを見ながら思い出しました。番組の始まりに登場する仲良しの友
達とおしゃべりをしながらお饅頭を作りをするおばあちゃん。秘伝の押し寿司を作りご近所の娘さんと食べるおばあちゃん。漂着物で脇役のアニメキャラクターを作るフリーターのお兄さん。この人はなんでも屋さんでご近所の方々から人気のお兄さんだそうです。朝早くからイワシの追い込み漁を楽しんでいるおじいちゃん。自給自足の生活の素晴らしさをカンボジアで学んで古い家で家庭教師をしながら子どもたちと楽しんで生きている若者。ウニと伊勢エビでウニカステラを作り伝統的なお菓子を作り続けている一家。番組に登場する人たちはモモの友達ですね。全ての人たちは無駄な時間をたくさん自分の人生に持っているかたがたばかりです。1972年にブータンの王様は国の目標を国民総生産ではなく国民総幸福度を国家的目標に掲げた国造りを宣言しました。今世界中の国々が経済的発展が幸福に直接つながらないことに気がつきました。世界中の国々で大きな政策転換をしょうと動き始めました。経済的発展の著しい先進国をキャッチアップしようとしている発展途上国のインドさえ清貧の
偉人ガンジーの哲学を再発見しよう運動が始まっています。テレビ画面の中にモモの笑顔が見えます。探検九州は九州の人たちの小さなモモの物語を発見して、皆様にお伝えしたいと思っています。また来週お会いしましょう。
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by masashirou | 2010-03-12 09:56  

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